人物史の手法 歴史の見え方が変わる


  • 著者:五味文彦
  • 装幀:東辻賢治郎
  • 定価:本体1700円+税
  • 四六判並製/232ページ
  • 2014年11月10日 第一刷発行
  • 978-4-86528-105-7 C0021
「生き方」でつかむ古代から中世。 中世史の大家が最新手法を用いて、関係史料が少ない人物の人生を鮮やかに復元する。 聖徳太子は本当にいたのか? 北条政子は武家政権形成にいかにかかわったのか? 兼行は本当に人生の達人だったか? 武田信玄の実像とは? 日本史の最前線がわかる。




目次
はじめに
第一章  聖徳太子 文明化の象徴
第二章  景戒 『日本霊異記』を追体験する
第三章  清少納言 なぜ『枕草子』は生まれたのか
第四章  藤原顕長 家の形成に心血を注いで
第五章  北条政子 生い立ちから人間像に迫る
第六章  兼好法師 新たな人物像を問う
第七章  世阿弥 父と子
第八章  武田信玄 丑年の決断
おわりに
史料と参考文献
著者の人物史に関する著書
五味文彦(ごみ・ふみひこ)
1946年山梨県生まれ。日本史学者、放送大学教授、東京大学名誉教授。2013年から横浜市ふるさと歴史財団理事長。1991年『中世のことばと絵』(中央公論社)でサントリー学芸賞受賞。2004年『書物の中世史』(みすず書房)で角川源義賞受賞。著書に『西行と清盛 時代を拓いた二人』(新潮社)、『後鳥羽上皇 新古今集はなにを語るか』(角川学芸出版)、『鴨長明伝』(山川出版社)、『『枕草子』の歴史学 春は曙の謎を解く』(朝日新聞出版)など多数、編著に『詳説 日本史研究』(山川出版社)、『芸能の中世』(吉川弘文館)、『平家物語図典』(小学館)、『現代語訳 吾妻鏡』(吉川弘文館)、『もういちど読む山川日本史』(山川出版社)などがある。
記事・書評
読売新聞 2015年1月25日 松木武彦