ハワイ、蘭嶼 [旅の手帖]

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  • 著者:管啓次郎
  • 装幀:五十嵐哲夫
  • 定価:本体1700円+税
  • B6判並製/152ページ
  • 978-4-86528-119-4 C0095

まったく新しい旅の本のシリーズが始まります。第一弾は、旅のエッセイといえばこの人、管啓次郎さん。ハワイと台湾南端の蘭嶼の風と光を伝える文章から、島の音響が聞こえてきます。
ひとと緑と風が美しいカラー写真64ページ!


観光とは死に価する大罪だ、とヴェルナー・ヘルツォークは昔いっていた。観光が土地を見せず旅する人を変えないものであれば、ぼくもそのとおりだと思う。しかし知らない土地にゆき、土地の光を浴び、風と水にふれ、ときにはその葉や草を噛み土を舐めることが、どれほど人を育ててくれるかには、驚くべきものがある。きみはいつでも光を見ておいで、そうできるなら。それによってきみを作り替えるといい。土地とその鉱物と動植物と人々の暮らしを学ぶといい。それよりもおもしろい経験なんて、この世で他にはあまりない。(あとがきより)

目次
ハワイ 海に浮かぶ花びら
蘭嶼 アリバンバンの島
島旅のあとで あとがき
管啓次郎(すが・けいじろう)
明治大学教授。詩人、比較文学者、批評家、翻訳家。主な著書に『本は読めないものだから心配するな』『ストレンジオグラフィ』詩集『Agend’Ars』シリーズ4冊(いずれも左右社)『コヨーテ読書』『オムニフォン』『ホノルル、ブラジル』などがある。
記事・書評
 ミセス 2015年7月号 小野正嗣撰「本で旅する世界の島」
 石田瑞穂「翻訳者としての旅人」
 日本経済新聞 2015年2月4日夕刊 陣野俊史「2つの島で全感覚を開放」