静かな夜 佐川光晴作品集


  • 著者:佐川光晴
  • 装丁:松田行正
  • 定価:本体1600円+税
  • 四六判上製/240ページ
  • 2012年3月1日 第一刷発行
  • ISBN978-4-903500-71-3 C0093
30代後半の主婦ゆかりは、夫と小学生の長男と1歳半の長女とともに、穏やかで幸せな日々を過ごしていた。あの日、不意に運命が暗転するまでは。生と死をしずかに見つめなおす傑作中篇4作品。 佐川光晴青春の原点ともいうべき、北大恵迪寮を舞台にした「二月」「八月」も収録。

[目次]
「静かな夜」
「崖の上」
「二月」
「八月」

初出:
「静かな夜」:「群像」2006年4月号
「崖の上」 :「群像」2009年9月号
「二月」  :「新潮」2006年11月号
「八月」  :「新潮」2009年3月
佐川光晴(さがわ・みつはる)
小説家。1965年東京生まれ。茅ヶ崎育ち。北海道大学法学部卒業。在学中は恵迪寮で暮らす。埼玉県志木市在住。2000年「生活の設計」で新潮新人賞。02年『縮んだ愛』で野間文芸新人賞。11年『おれのおばさん』で坪田譲治文学賞。『ジャムの空壜』『家族芝居』『銀色の翼』『ぼくたちは大人になる』のほか、ノンフィクション『牛を屠る』等著書多数。
書評・記事
神奈川新聞 2012年4月28日 榎本正樹「人との関係が救いへと」
週刊新潮 2012年5月3・10日特大号 中江有里
すばる  2012年5月号 清水良典「世界の「顔」と出会う」
週刊読書人 2012年4月13日 黒古一夫「古くて新しい「普遍的」な主題」
東京新聞 2012年4月1日 読書面
毎日新聞 2012年3月28日夕刊 文芸時評3月
西日本新聞 2012年3月25日 読書面 原口真智子「作家の輪郭を映し出す」
週刊文春 2012年3月29日号 今週の必読
酒井信「必要に根ざした「弱さ、もろさ」の繫がり」

サンデー毎日 2012年4月1日号 BOOKライブハウス
陣野俊史「つねに「動き」がある」

日本経済新聞 2012年3月14日夕刊 目利きが選ぶ今週の3冊 陣野俊史
読売新聞 2012年2月28日 文芸 「小さな営みへの愛」