崖っぷちの自画像 死はほんとうに厄介だ![]() 自分の死といかに向き合うか。それは生涯最大の問題だ。小劇場ジァンジァンの劇場主が年来親しむ古今の文学や哲学、宗教を参照し、東西の霊地を訪ね、老母の看取りなどを通じて思索を深める。好評エッセイ集、第6弾。
自分の死といかに向き合うか。ひとの一生、いや人間にとって最大の問題はここにある。 人生のあらゆる行為は取り返しがつかない。それを歴然と示す死。死を平穏に受け入れるにはどうすればいいのか。小劇場ジァンジァンの劇場主が、年来親しむ古今の文学、哲学、宗教を参照し、死者との対話ができる東西の霊地を訪ね、老母の看取りなど身辺をみつめ、思索を深める。 死とは何か、その問いはやがて来し方の回想を招き寄せる。著者が若き日、社会改革を夢見、挑戦した医療改革や教育改革、その顛末を本書ではじめて明かす。 「ジァンジァン3部作」に続く、ジァンジァン劇場主・高嶋進が送る自伝小説、第6弾。 目次 看取りへの道 断崖の自画像 死のイメージトレーニング 白衣の白暗淵 哲理の死角 踊る教材 あとがき 高嶋進(たかしま・すすむ) |
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