立憲主義について 成立過程と現代

86528_113_叢書028立憲主義について
  • 著者:佐藤幸治
  • 装幀:松田行正+杉本聖士
  • 定価:本体1800円+税
  • 46判並製/268ページ
  • 978-4-86528-113-2 C0332

憲法改正問題で毎日のように「立憲主義」の言葉をメディアで見ます。
ところで、立憲主義とはそもそもどんな「主義」なのか。
本書は、ギリシャ以来の知の歴史から立憲主義の意味を語り、憲法九条をはじめとする日本国憲法の精神を探る壮大な試みです。
憲法改正問題でゆれる現在に必要な一冊、佐藤憲法学のもう一つの成果です。【5刷】
「われわれは、立憲主義を侮蔑し、「力」への信仰に走った国々によってあの第二次世界大戦という未曾有の悲劇が引き起こされたことを決して忘れてはならない」
(「はじめに」より)


[目次]
はじめに
第一章 現代の「憲法」(「立憲主義」)についての典型的な理解
第二章 「憲法」の意義・種別・分析的構造
第三章 「憲法」(「立憲主義」)の成立過程
第四章 アメリカ憲法の歴史的寄与
第五章 フランス革命の衝撃と成文憲法の普遍化
第六章 現代の「憲法」(「立憲主義」)への展開とその課題
おわりに

記事・書評
 自由と正義 2015年11月号 BOOK REVIEW 久保井一匡
 公明新聞 2015年8月24日読書面 深田三徳「人類が学びとった深い叡智」
 日本経済新聞 2015年8月2日読書面 リーダーの本棚 衆院議長大島理森
 朝日新聞 2015年6月1日夕刊 インタビュー「人類の英知・立憲主義、悲劇の背景を忘れるな」
 朝日新聞 2015年5月3日 石川健治「憲法を広い視野で」
佐藤幸治(さとう・こうじ)
憲法学。京都大学名誉教授。
司法制度改革審議会会長などを務めた。主な著書に『憲法』(青林書院)『憲法訴訟と司法権』(日本評論社)『現代国家と司法権』『日本国憲法と「法の支配」』『憲法とその“物語”性』『現代国家と人権』(いずれも有斐閣)『日本国憲法論』(成文堂)など。