ミュージックスとの付き合い方 民族音楽学の拡がり

86528_143_叢書031ミュージックスとの付き合い方_オビあり_h1500
  • 著者:徳丸吉彦
  • 装幀:松田行正+杉本聖士
  • 定価:本体2100円+税
  • B6判並製/328ページ
  • ISBN978-4-86528-143-9 C0373

人間はなぜ音楽をつくり演奏しているのか。音楽という営みの全体像に迫る、第一人者による民族音楽学入門。西洋中心主義的な音楽観が180度覆される1冊。索引・文献一覧を完備。

民族音楽学とはどのような学問なのでしょうか。
私は、人間と音楽の関係を考える音楽学の分野と考えます。
人間はなぜ音楽を実践し、音楽をもっているのか、そして音楽を扱う能力である音楽性とはどのようなものか。
これらの問いに答えるのが民族音楽学です。
(本文より)

[目次]
はじめに
第一章 民族音楽学という考え方
第二章 自分の周りの音楽と異文化の音楽
第三章 異文化への態度
第四章 一つの文化に複数の音楽様式
第五章 比較音楽学の萌芽
第六章 比較音楽学の成立
第七章 比較音楽学の成熟
第八章 楽器から比較音楽学を考える
第九章 比較音楽学から民族音楽学へ
第十章 音響と音楽行動
第十一章 音楽構造と社会的脈絡
第十二章 音楽の作り手と音楽性
第十三章 音楽性の伝承と口頭性
第十四章 音楽様式の伝承と書記性
第十五章 民族音楽学から一般音楽学へ
あとがき
索引・文献一覧
記事・書評
毎日新聞読書面 2016年4月24日 村上陽一郎「広大な視野で複数の音楽を扱う」
徳丸吉彦(とくまる・よしひこ)
音楽学、とくに音楽記号学と民族音楽学を専攻。2002年から2007年まで放送大学教授、現在はお茶の水女子大学名誉教授、聖徳大学教授。著書に『民族音楽学』『民族音楽学理論』(ともに放送大学教育振興会)、『音楽とはなにか』(岩波書店)、『三味線音楽の旋律的様相』(仏文)、『音楽・記号・間テキスト性』(英独仏文)など。共編に『ガーランド世界音楽事典7 東アジア』(英文)などがある。