私たちはメディアとどう向き合ってきたか 情報歴史学の新たなこころみ

  • 著者:柏倉康夫
  • 装幀:松田行正
  • 定価:本体1524円+税
  • B6判並製/206ページ
  • 2009年11月30日 第一刷発行
  • ISBN978-4-903500-22-5 C0336

歴史の真の主役はメディアである。
通信のための海底ケーブルの敷設と、プルーストやジョイスの小説のテーマの思いがけないつながりを指摘するなど、新聞の誕生からグーグル問題まで、その光彩を描く6つの物語。



「メディアを通して伝えられた膨大な記録が、やがて新たな経験を生み出していくのである。新たなメディアはこうした記録と記憶の再生のメカニズムを、個々の具体的事例を歴史的文脈と社会状況のなかに位置づけて力会するこころみである」(本文より)



目次
第一章 新聞はこうして誕生した
第二章 通信技術が変えた時間意識
第三章 写真術をめぐる苦闘
第四章 政治に翻弄された映画
第五章 書物から電子テクストへ
第六章 新たなメディア論のこころみ
あとがき
参考文献
かしわくら・やすお フランス文学、情報化社会研究。放送大学名誉教授、元NHK解説主幹。
書評・記事
小説トリッパー2010年春号 永江朗
東京新聞 2010年1月17日 読書面インタビュー「情報の歴史学確立を」
週刊東洋経済 2009年12月12日