八十歳の朝から

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  • 著者:高嶋進
  • 装幀:鈴木美里、装画:池嶋ユウキ
  • 定価:本体1700円+税
  • 四六判並製/168ページ
  • 978-4-86528-123-1 C0093

意識の矢、時間の矢がいつも過去に向かっている。
時の流れは逆向きにできないというのに――。
記憶と現実の交錯する、伝説の小劇場ジァンジァンの劇場主による魂鎮の旅。


〈沖縄ざまみジァンジァンが30年ぶりの復活!〉
著者高嶋進が「現代日本文化に対するルネッサンスともいうべき活動の拠点に」と1986年に開設した野外劇場。その認可のためには、島の村役場に50回以上渡ったといいます。宇崎竜童、矢野顕子ら数々のアーティストが出演したその伝説的な劇場は、ながらく森のなかで眠っていました。
今年6月23日、「慰霊の日」。その沖縄ざまみジァンジァンが、地元有志の1通の手紙をきっかけに復活、ピースコンサートが開かれることになりました。音楽と歓声が、島の空に、眼前に広がる大海原に響きわたり、ふたたび熱気に包まれます。

[目次]
貴方ニキテモライマシタ
財界の異邦人
流浪の朗読人
骨瘍の諧謔
深山の幻港
涯てから涯てへ
あとがき

高嶋進(たかしま・すすむ)
1932年、新潟県生まれ。青山学院大学文学部卒業。1969年渋谷ジァンジァン、77年名古屋ジァンジァン、80年沖縄ジァンジァン、83年座間味ジァンジァンを開設。小劇場ジァンジァンの舞台裏を自伝的小説『ジァンジァン狂宴』『ジァンジァン怪傑』『ジァンジァン終焉』の三部作に描く。