ぼくらは未来にどうこたえるか

  • 著者:大澤真幸・小野善康・木村草太・中島岳志
  • 装幀:松田行正+杉本聖士
  • 定価:本体1800円+税
  • 四六判並製/204ページ
  • 978-4-86528-146-0

未来に可能性はある。
3.11以降、この国が示したのは「可能なことだけが可能である」というあまりにも救いのない事実だった。しかし、不可能なことは可能なのである。かつてベルリンの壁が崩れたときのように――。
キーワードは政治・憲法・経済。スター学者たちが、希望を提言! 2013年11月のシンポジウムを完全収録、あらたにインタビューを加えて書籍化。沈みゆく船から、乗り移れ!


目次
まえがき
[インタビュー] 捨ててきたものの中に希望がある 大澤真幸 (聞き手・安立清史)
[シンポジウム 講演] 
不可能なことは可能である 大澤真幸
憲法の未来 木村草太
死者・デモクラシー・無縁 中島岳志
成熟社会の経済のあり方 小野善康
[シンポジウム 討議]
未来に可能性はある 大澤真幸×小野善康×木村草太×中島岳志



おおさわ・まさち
1958年生まれ。社会学者。個人思想誌「THINKING「O」」主宰。著書に『ナショナリズムの由来』『自由という牢獄』『〈世界史〉の哲学』「古代篇」「中世篇」「東洋篇」「イスラーム篇」『〈自由〉の条件』『〈問い〉の読書術』など。共著に『ふしぎなキリスト教』『おどろきの中国』『憲法の条件』など。

おの・よしやす
1951年生まれ。経済学者。大阪大学特任教授。菅直人元首相の経済政策のブレーンとして活躍した。著書に『景気と経済政策』『景気と国際金融』『不況のメカニズム』『成熟社会の経済学』 『エネルギー転換の経済効果』ほか多数。

きむら・そうた
1980年生まれ。憲法学者。首都大学東京法学系教授。東京大学法学部卒業。著書に『憲法の急所』『憲法の創造力』『テレビが伝えない憲法の話』『集団的自衛権はなぜ違憲なのか』など。共著に『憲法の条件』など多数。

なかじま・たけし
1975年生まれ。政治学者・歴史学者。東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授。著書に『秋葉原事件 加藤智大の軌跡』『「リベラル保守」宣言』『血盟団事件』『岩波茂雄 リベラル・ナショナリストの肖像』『下中彌三郎 アジア主義から世界連邦運動へ』ほか。