顔! パプアニューギニアの祭り![]() 【学問にこれほど幻想的な風景を取り込んだ人はいなかった!!】アフリカ諸語やピジン・クレオール語の研究の先駆者で、その人柄から「裸足の学者」と呼ばれた文化人類学者西江雅之。ジャンルを超えて多方面に影響を与えた伝説の学者が異国の祭り「シンシン」で出会った驚くべき数々の「顔」の写真集。
――見つめているうちに自らが交換のなかに引き入れられる 港千尋(写真家)
――この謎めいた顔たちを、その光と色とともに「狩りとって」きた先生に、感謝せずにはいられない 管啓次郎(詩人・比較文学者)
・弊社web上カートから購入で書店に先駆けてのご購入が可能です。 ・web上購入特典として「顔!」の書籍には掲載していないショットを集めたブックカバーをプレゼント(なくなり次第終了となります)。 ——————— ◆シンシン・ショー とは 本書に収められた写真は、パプアニューギニアの高地地方の主要都市マウントハーゲンで八月の第三週の週末に開催される「マウントハーゲン・ショー」のものである(トロブリアンド諸島の男の子を写した一枚〈40ページ〉をのぞく)。高地地方のゴロカで開催されるゴロカ・ショー、首都ポートモレスビーのヒリモアレ・フェスティバル(ともに九月中旬の独立記念日前後に開催)とならんで、パプアニューギニアを代表する「シンシン・ショー」である「シンシン」はニューギニアの共通語トク・ピシンの単語で、英語の“sing sing”に由来する。「歌って踊って」を指すほか、「祝宴」自体の意味でも使われる。伝統的には、儀礼的な行事や外来の客たちを歓迎する祝宴、人生の通過儀礼の場などで行われる。そして、それぞれの集団が一堂に集い行われる。(本文より) ☆岡本太郎、山下洋輔、楳図かずおなどに影響を与えた伝説の学者の写真集第2弾 ☆オールカラー写真98点掲載 ☆デザイナー松田行正による力の入った造本 ☆西江雅之祭り「シンシン」に関するエッセイを掲載 ☆港千尋、管啓次郎、加原奈穂子による寄稿 西江雅之(にしえ・まさゆき) |
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