生き抜くための俳句塾

  • 著者:北大路翼
  • 装画:「魁!!男塾」宮下あきら(集英社文庫刊)
    装幀:松田行正+杉本聖士
  • 定価:本体1600円+税
  • 46判並製/160ページ
  • 2019年3月15日 第一刷発行
  • 978-4-86528-221-4 C0095

夏井いつき先生驚愕!!
「愚かさを持つ全ての人たちへ。無頼的俳句のススメ!
 俳句で遊び、負けも笑いに転化する最も過激な入門書。」

新宿歌舞伎町一家「屍派」の家元としてメディア出演多数の俳人・北大路翼初の俳句入門書。
会社に行きたくない、好きな人に振られた、SNSで誰もいいねを押してくれない……どんな負の感情も、575のリズムに乗せれば世界を変えられる。
技術を身につけるより先に必要なのは、己の感動を取り戻すこと。
北大路翼がこれまで実践してきた俳句との向き合い方を、遺書のつもりで書き上げた渾身の一冊。
人生に迷うすべての人たちに送る、前代未聞の俳句生き方バイブル決定版!



捨てるなよ、汚ねえ感情を。
本当の詩は、世の中が捨てた中にある。ーー「はじめに」より


❖目次
はじめにーー本当の詩は世の中が捨てた中にある
第一講 俳人になるための心構え一〇箇条
 〇、心を取り戻せ
 一、道楽でたいていのことは学べる
 二、いいものに触れる
 三、謙虚さは傲慢である
 四、含羞を持て
 五、便利さに溺れるな
 六、メディアより己を過信するべし
 七、刺激には刺激を
 八、ケチらない
 九、変化を楽しむ
 一〇、頑張るのは一度だけ
第二講 俳句的脳内回路の作り方
 詠みたいモノを思い浮かべる
 連想にはルールがある
 言葉の展開法
 モノからシーンへ
 実作
第三講 最強句会ルール・実践編
 屍派句会のやり方
 実践編
 一回戦 「し」と読める漢字の入った句
 二回戦 年末感のある句
 三回戦 糸偏の漢字の入った句
 投句一覧
第四講 悩み別作句技法
 悩み1「自分が誰だかわかりません」
 悩み2「統合失調症で先が不安です」
 悩み3「電車に気になる女性がいます」
 悩み4「難病生活、死との向き合い方は」
 悩み5「褒められる俳句が作りたい」
 悩み6「年相応になるべきでしょうか」
 悩み7「幸せな人生、もうひと花咲かせるべき?」
第五講 俺を変えた魂の二五句
おわりにーー遺言にかえて
付録 廃人日記

北大路翼(きたおおじ・つばさ)
1978年5月14日、神奈川県横浜市生まれ。小学五年頃種田山頭火を知り、自由律俳句をマネたモノを作り始める。反抗期に俳句がぴったりと同調。高校在学時、今井聖に出会い俳句誌「街」創刊と同時に入会。童貞喪失を経て詩誌「ERECTION」に参加。2011年、作家・石丸元章と出会い、屍派を結成。2012年、芸術公民館を現代美術家・会田誠から引き継ぎ、「砂の城」と改称。句集に『天使の涎』(第7回田中裕明賞受賞)『時の瘡蓋』、編著に『新宿歌舞伎町俳句一家「屍派」アウトロー俳句』など。ここ数年体調不良が続く。
記事・書評
日刊ゲンダイ2019年3月21日号インタビュー「『生き抜くための俳句塾』北大路翼氏」
朝日新聞2019年3月31日 朝日歌壇・俳壇 俳句時評 青木亮人「私たちを律するもの」
NHKラジオ深夜便4月22日放送 永江朗「ないとガイド・やっぱり本が好き。」
NHKラジオ「すっぴん!」4月19日放送 高橋源一郎「源ちゃんのゲンダイ国語」