世界史の中の日本国憲法 立憲主義の史的展開を踏まえて![]() 【たちまち2刷決定!】本書は、1400人が東大25番教室につめかけ、大きな反響を呼んだ6月6日のシンポジウム「立憲主義の危機」で行われた講演内容を、すべてのひとにわかりやすく加筆した1冊です。
それは“押し付け”でなく“復活”だった! 戦後70年、日本国憲法を再発見する。憲法学の泰斗が説く、日本人が守り続けてきたこの国の大切な土台――。 「日本国民が70年近くにわたって日本国憲法を支持し、様々な問題や困難に直面しつつも真面目にその運用に務めてきたということは、自らの手でこのような憲法を作った可能性を結果的に証明しているのではないか、したがって70年近くという数字はきわめて重い意味をもっていると考えるべきではないか。」(本文より) [目次] はじめに I 日本国憲法誕生の背景と真の理由 明治憲法体制の特質と悲劇的結末/一九四五年八月一五日の真の意味 II 立憲主義の意義とその成立過程 「立憲主義」の意義/古典的立憲主義から近代立憲主義へ アメリカ憲法の登場と成文憲法の普遍化 (イ)アメリカ憲法の歴史的寄与 (ロ)フランス革命の衝撃と成文憲法の普遍化およびその課題 III 人間によって引き起された未曾有の 悲劇と現代「憲法」(立憲主義)への展開 新たな展開の背景/憲法の再定位─現代立憲主義 IV 国家・国民の持続的発展の「土台」としての「立憲主義」憲法 「国家の繁栄」の持続に不可欠な立憲主義/日本国憲法という「土台」の保持と創造 おわりに/付記/注/日本国憲法条文 記事・書評 佐藤幸治(さとう・こうじ) |
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