クロソウスキー_オビあり_h700

ピエール・クロソウスキー 伝達のドラマトゥルギー

  • 著者:大森晋輔
  • 装幀:清岡秀哉、カバー写真:田原桂一
  • 定価:本体7000円+税
  • 四六判上製/500ページ
  • 978-4-86528-107-1 C0098

◉第32回渋沢・クローデル賞を受賞しました!◉『歓待の掟』『生きた貨幣』などで知られるフランス現代思想の特異点をなす思想家・ピエール・クロソウスキー。キリスト教神学をめぐって紡がれる難解な文体と、後半生の画業への傾注ゆえに、神秘化されがちなその生涯の思索を、言語論として読みなおし、その全体像を描く。フランス文学の俊英による本邦初のモノグラフィー!
プルースト、美術批評と横断線

プルースト、美術批評と横断線

  • 著者:荒原邦博
  • 装幀:清岡秀哉
  • 定価:本体6000円+税
  • 四六判/上製/518ページ
  • ISBN978-4-903500-97-3 C0098

絵画が言語の形を取って小説のテクストを横切って行く——。
美術批評家たり得なかったプルーストの批評的言説、そこに引かれた幾本もの〈横断線〉の働きを解き明かすとき、テクストは新たな相貌を見せはじめる。
ドゥルーズの概念を作家の実存的な帰結として捉えなおす、プルースト研究の俊英による刺激的論考!
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大西巨人 闘争する秘密

  • 著者:石橋正孝
  • 装幀:清岡秀哉
  • 定価:本体1000円+税
  • 新書判/224ページ
  • ISBN978-4-903500-24-9 C0090

戦後文学の金字塔『神聖喜劇』。あまりの長さ、そして和漢洋の古典からの膨大な引用、さらに時系列が複雑に絡む作品は、それゆえに読者をとりこにしてきた。本書は、作家の全貌を論じた、初めてというべき本格的な「大西巨人]論。「遅筆」や「秘密」という思いがけないキーワードからその創作に迫り、半世紀を超える執筆活動の源泉と作家の原風景に迫る。巻末には、著者による大西巨人本人へのインタビューを収録。
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〈驚異の旅〉または出版をめぐる冒険 ジュール・ヴェルヌとピエール=ジュール・エッツェル

  • 著者:石橋正孝
  • 装幀:清岡秀哉
  • 定価:本体4200円+税
  • 四六判/上製/500ページ
  • ISBN978-4-903500-90-4 C0098

作家と編集者、この役割分担〈システム〉を創始したのは、ヴェルヌとエッツェルだった。
ふたりの間をゲラが往復するたびに、作品は加筆され、修正されてゆく。綿密な草稿研究によって、野心とビジネスを内に秘めたふたりの〈冒険〉を19世紀出版事情とともに描き出す!
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文学のミニマル・イメージ モーリス・ブランショ論

  • 著者:郷原佳以
  • 装幀:清岡秀哉
  • 定価:本体3800円+税
  • A5判上製/372ページ
  • ISBN978-4-903500-49-2 C1010

20世紀、文学という芸術の本質について、最も徹底的な思索を重ねたモーリス・ブランショ。その最深部にはいかなる逆説が潜んでいるのか?
デリダ、ディディ=ユベルマンらのイメージをめぐる哲学を視野に、詳細にブランショの文学概念をたどり、現代文学研究の到達点を示す。
フランス文学研究の新たな才能・郷原佳以の誕生を告げる1冊!
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砂漠論 ヨーロッパ文明の彼方へ

  • 著者:工藤庸子
  • 装幀:鈴木一誌
  • 定価:本体2300円+税
  • A5判並製/256ページ
  • ISBN978-4-903500-06-5 C0090

砂を「黄金の粉」と表現するフロベール。死者の神オシリスに変身するピエール・ロティ。高貴な女性のミイラの足に仄かな欲情をおぼえるオリエント研究者ーー。ナポレオンのエジプト遠征以来、暴力と美とか混在する砂漠。その彼方の地からヨーロッパ文明に接近する。『ランジェ公爵夫人』の夫人とモンリヴォーの恋愛ゲームを、閨房、コケットリーなどの言葉から読み解く「貴婦人が砂漠に憧れるとき」を所収。ほかに、プルースト、ナボミフ、ゾラなどの古典論を収録した。