大澤真幸THINKING「O」第10号記念号

  • 著者:大澤真幸 ゲスト:岩井克人
  • 装幀:五十嵐哲夫
  • 定価:本体1000円+税
  • A5判並製/132ページ
  • ISBN978-4-903500-51-5 C0036

社会学者・大澤真幸が、対談と論文で現代社会を特集形式で考える個人思想誌「O[オー]」第10号記念号。
3.11の後、日本経済はどのように変わってゆくのか。それを考えるためには、原発、原子力の問題を乗り越えなければならない。渾身の原発論で、招来すべき未来を見通す!
新連載「論文の技法」第2回。
[目次]
特集「3.11後の日本経済」

1論文:「原発はノンアルコール・ビールか?」
1 神の国はどこにある —いまだ/すでに
2 原子力の福音
3 究極のノンアルコール・ビール
4 江夏の十九球
5 メシアはすでに到来した

2論文:「電力自由化とは何か?」
0 はじめに
1 自由化と管理のセット
2 三つの市場
3 自由化のメリット
4 原発への影響


3対談:資本主義は人類最期の選択肢か?:ゲスト岩井克人
  資本主義は人間の自由と密接に関係している
  資本主義の不安定性
  恐慌とインフレ
  貨幣と信仰
  資本主義の未来

緊急提言:「東日本大震災」に対する緊急定言 日本学術会議経済学委員会

連載:「論文の技法 2」
 「美しい論文 ——論文にとっての不完全義務」

特別付録:既刊全10号総目次
     既刊全10号総人名索引
大澤真幸(おおさわ・まさち)
1958年生まれ。社会学者。著書に『不可能性の時代』『ナショナリズムの由来』、共著に『歴史の〈はじまり〉』。近刊書に『量子の社会哲学』『現代宗教意識論』がある。
岩井克人(いわい・かつひと)
経済学者。東京大学名誉教授。著書に『ヴェニスの商人の資本論』『会社はこれからどうなるか』ほか。