横堀角次郎と仲間たち展 草土社の細密画から郷里赤城山の風景まで![]() 赤城山麓に位置する群馬県勢多郡大胡町(現・前橋市)に生まれた横堀角次郎(1897-1978)は渡米準備のため上京し、仲良くなった椿貞雄とともに岸田劉生を訪ねたことで画家としての人生を歩みはじめる。
横堀の芸術は草土社時代の細密画を別にすれば時代を先取りするような表現を目指したものではなかったものの、生涯穏健な自然描写に徹し、その絵画の豊かさと明るい筆致から知られざる幸福な画家として愛され続けている。
2018年は没後40年の節目の年として横堀とともに歩んだ仲間たちの作品を交えながら、横堀の画家としての位置を探る初の大規模な個展が開かれる。
【アーツ前橋展覧会公式図録】 ❖ 目次 ごあいさつ 横堀角次郎─好々爺の画人─ 染谷滋 1章 草土社の時代 横堀角次郎 1922年以前 岸田劉生 椿貞雄 河野通勢 中川一政 木村荘八 2章 草土社の時代 横堀角次郎 1922年以前 岸田劉生 椿貞雄 河野通勢 中川一政 木村荘八 3章 春陽会の時代Ⅱ 横堀角次郎 1945-1978 森村酉三 礒部草丘 北村明道 南城一夫 清水刀根 中村節也 神保和幸 コラム 岸田劉生と鵠沼時代 赤城山 麓人社 東京大学 三酉会 五人展と爽秋会 日本画 堀角次郎年譜 横堀角次郎に関する文献目録 出品リスト 展覧会概要 謝辞 書店様向け![]() |