21世紀の女性と仕事

  • 著者:大沢真知子
  • 装幀:松田行正+杉本聖士
  • 定価:本体1850円+税
  • B5判・並製/240ページ
  • 2018年4月30日 第一刷発行
  • 978-4-86528-195-8 C0336

日本ではなぜ家庭と仕事の両立が難しいのか、どうしてキャリアを築けないのか……。女性キャリア研究の第一人者が、日本の女性と仕事にまつわる数々の「なぜ?」を一から問い直す。日本の労働構造、法制度、教育、ジェンダー、企業の対応まで、この一冊ですべてがわかる「女性と仕事」入門書の決定版! Google、P&G、資生堂など先進企業の実践例や、最新データも多数掲載。


〈はじめに〉
女性たちは相変わらず将来のキャリアを描ききれず、企業も女性をどう活躍させたらいいのか、その具体像を提示できていない。(中略)さらにシングルマザーの貧困が問題化するなど、格差はより拡大し、次世代に継承されている。
日本でも静かな革命が起きているとしたら、諸外国に比べてそれがあまりに小さな変化であるのはなぜなのか。それを解明するために書いたのが、本書である。


❖目次
はじめに
第一章    アメリカと日本の「静かな革命」
第二章    労働経済理論とその見落とし
第三章    ジェンダー革命と出生率の回復
第四章    なぜ女性は仕事を辞めるのか
第五章    男女格差のメカニズム
第六章    転職しづらい日本の労働市場
第七章    教育と女性の就業
第八章    企業の法対応の功罪
第九章    非正規労働と女性の貧困
第十章    男性へと拡がる格差
第十一章  意識の壁に挑む
第十二章  ダイバーシティ&インクルージョン
おわりに
参考文献

大沢真知子
労働経済学者。社会と個人のあり方の変化や、家族が経済変化によってどのように変わっていくのかを国際比較によって実証研究している。日本女子大学人間社会学部教授。同大学現代女性キャリア研究所所長。コロンビア大学社会科学センター研究員、シカゴ大学ヒューレット・フェロー、ミシガン大学ディアボーン校助教授なども勤めた。著書に『経済変化と女子労働』『女性はなぜ活躍できないのか』など。

記事・書評
週刊東洋経済 2018年6月2日付 「ブックス&トレンド」
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