メディア・リテラシーを高めるための文章演習

  • 著者:酒井信
  • 装丁:松田行正+杉本聖士
  • 定価:本体1,700円+税
  • 46判並製/240ページ
  • 2019年2月28日 第一刷発行
  • 978-4-86528-220-7

なぜあの企業アカウントは炎上したのか?
ディズニー、ベネッセ、くら寿司など大企業さえ、たったひとつの「炎上」で企業価値を大きく損なう事態を招いてきました。
誰もが情報を発信し、享受し、監視する「超情報化社会」のいま、学生や企業が情報発信をするための技術と心構えを、過去の炎上事例を紹介しながらわかりやすく指南。
大学メディアリテラシー科目の担当教員が、SNS時代の教養を67の演習問題とともに一冊にまとめた決定版。



【学生】【企業のSNS担当者】【ビジネス・パーソン】におすすめです!!
3つの大学で実際に行われたSNSやメディアについての意識調査結果も掲載!!

◆個人・企業のネット炎上対策
◆情報とメディアのマッチング
◆志望理由書の作成
◆自己PR文の書き方
◆論文・レポートの作成
◆データの収集と参照

この本はこのような時代に適した「メディア・リテラシー」を身に付けるための文章演習の方法論を示した本である。現代的なメディア・リテラシーを高めるための教育と文章作成の教育を組み合わせた点で、類書はないと言ってもいいかも知れない。基礎教育のための教材である点を重視し、レポートや論文の書き方に加えて、手紙や葉書の書き方、大学生のネット炎上の事例からメディア・リテラシーを学ぶ演習など、様々な教材を収録している。(「はじめに」より)

❖目次
はじめに
第1回  個人のネット炎上パターンとその予防策・善後策
第2回  企業のネット炎上パターンと情報メディア・リテラシー
第3回  メディアの基本理論を踏まえた文章表現とメディア・リテラシー
第4回  コミュニケーション能力を高めるための文章表現1 三島由紀夫著『三島由紀夫レター教室』
第5回  コミュニケーション能力を高めるための文章表現2 三島由紀夫著『三島由紀夫レター教室』
第6回  メールの文章表現と基本的な敬語の使い方
第7回  葉書を用いた礼状・近況報告の書き方と明瞭な文章の書き方
第8回  起承転結の文章の構成と原稿用紙の使い方
第9回  志望理由書・自己PR文の書き方と論文・レポートの形式
第10回  日本語の特徴を生かした文章表現1 井上ひさし著『私家版 日本語文法』
第11回  日本語の特徴を生かした文章表現2 井上ひさし著『私家版 日本語文法』
第12回  データの収集・参照の仕方と論拠を明示した論文の書き方
第13回  社会調査(量的調査、質的調査の基本)と論拠・データをもとにした論文の書き方
第14回  ジャーナリズムと報道現場のメディア・リテラシー
第15回  批評的な思考≒メディア・リテラシーと批評文の書き方
参考文献
あとがき

酒井信(さかい・まこと)
1977年長崎市生まれ。長崎南高校、早稲田大学人間科学部卒業。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科後期博士課程修了。博士(政策・メディア)。慶應義塾大学助教を経て、現職は文教大学情報学部准教授。専門はメディア論、社会思想、文芸批評。著書に『平成人(フラット・アダルト)』(文春新書)、『最後の国民作家 宮崎駿』(文春新書)『吉田修一論 現代小説の風土と訛り』(左右社)等。文芸誌と論壇誌に執筆多数。