WOLS ― From the Street to the Cosmos ヴォルス ― 路上から宇宙へ

WOLS
  • 編著:DIC川村記念美術館
    監修:千葉成夫
    編集:光田由里、佐藤芙有
  • デザイン:サイトヲヒデユキ
  • 定価:本体2300円+税
  • B5判並製/183ページ
  • ISBN978-4-86528-172-9 C0071

ドイツの画家WOLS(本名:アルフレート=オットー=ヴォルフガング・シュルツ、1913-51)の作品と軌跡。第一次大戦後、放浪生活をしながら音楽、写真、水彩、油彩、銅版画、彫刻など多岐にわたり才能を発揮した。プレヴェール、モホイ=ナジ、エルンスト、サルトルなど様々な芸術家や文化人と出会い、死後、芸術運動「アンフォルメル」の重要作家とされながら、38年という短い人生を送った。現在まで国内では大きく取り上げられてこなかった実験性溢れる写真作品46点と微視的で宇宙的な世界観のある水彩、油彩、銅版画などを合わせた計120点が収録。貴重な回顧展となった2017年のDIC川村記念美術館企画展「WOLS ― From the Street to the Cosmos ヴォルス ― 路上から宇宙へ」の公式図録。



〈目次〉
あいさつ
謝辞
「さすらいのなかで―ヴォルスの生涯と作品」千葉成夫(美術評論家、監修者)
Ⅰ写真
作家の言葉:サーカス・ヴォルス
Ⅱ水彩画
作家の言葉:ヴォルス箴言集
Ⅲ油彩画
作家の言葉:ヴォルス箴言集
Ⅳ銅版画
「ヴォルス 路上にいて星を知る」光田由里(DIC川村記念美術館学芸課長)
ヴォルス略年譜
主要展覧会歴
主要参考文献
出品リスト

DIC川村記念美術館
千葉県佐倉市にある庭園のなかに建つ美術館。近現代美術のコレクションとしては、日本でも有数の規模をもつ。 DIC(創業時は「川村インキ製造所」)の創業者・川村喜十郎をはじめとする川村家3代の収集品を公開するため、1990年に開館。レンブラント、モネ、ルノワールなどの印象派から20世紀アメリカ美術などが見られる。また、意欲的な企画展を行う美術館としても知られる。

千葉成夫(ちば・しげお)
日本の美術評論家、東京国立近代美術館研究員を経て、中部大学教授。著書に『現代美術逸脱史 1945 – 1985』(晶文社)などがある。

光田由里(みつだ・ゆり)
DIC川村記念美術館学芸員。 慶應義塾大学アート・センター訪問所員。写真を専門とするも、それ以外の近現代美術にも造詣が深い。著書に『高松次郎 言葉ともの』(水声社)などがある。



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