マル農のひと

  • 文と絵:金井真紀
    取材協力:道法正徳ほか
  • 装幀:矢萩多聞
  • 定価:本体1,700円+税
  • 46判並製/248ページ
  • 2020年8月31日 第一刷発行
  • 978-4-86528-288-7 C0095

爆笑必至。パワーワード満載で描く、超パンクな「農のひとびと」ノンフィクション!!

瀬戶内海に浮かぶ島の農協で仕事をしながら道法正徳さんがたどり着いた魔法のような農法ができるまで。ギュッと縛って砂利を撒く驚きの農法はどうやって確立されたのか。
2部では農法実践者のはなしを聞く。隠れキリシタン、水俣、原発…変なおっちゃんに連なるやっぱり変な農のひとたちのはなしから、色とりどりの人生が見えてくる。

仕事本 わたしたちの緊急事態日記

  • 著者:尾崎世界観、町田康、花田菜々子、ハイパーミサヲ、瀧波ユカリ、ヤマシタトモコ、大橋裕之、温又柔、浅生鴨、佐藤文香、清田隆之、川本三郎、高草木陽光、星野概念、轡田隆史、山下敦弘、天真みちる、北村明子、立川談四楼、内沼晋太郎、鏡リュウジ他(全60職種、77人)
  • 装幀:鈴木千佳子
  • 定価:本体2000円+税
  • 四六判変型並製/448ページ
  • 2020年6月17日
  • 978-4-86528-283-2 C0095

新型コロナウイルス感染拡大──前代未聞の事態を迎えたわたしたちの文学。

“普通の毎日”が一変した2020年4月、ほかの人はどう過ごしていたんだろう。
パン屋、ミニスーパー店員、専業主婦、タクシー運転手、介護士、留学生、馬の調教師、葬儀社スタッフ……コロナ禍で働く77人の日記アンソロジー!!!

ミニスーパー店員……「お一人様一点限り」のトイレットペーパーをめぐって
四月七日(火) ピークは過ぎたと思うが、未だタイミングが悪いと入手するのに苦労する品ではある。うちの店も「お一人様一点限り」の制限付きだ。すると一人のお婆さんが、「友達が困っているから友達の分も買って行ってあげたい」とレジに来た。流石にルールを守らないわけには行かず、「申し訳ございません」と丁重にお断りした。お婆さんは12ロール入りのトイレットペーパーを1つだけ買って、店を出た。何だか申し訳なく思っていたのだが、すぐにお婆さんを追いかけた。

馬の調教師……無観客競馬でデビュー戦を迎える馬に寄り添う
四月一七日(金) 川崎競馬開催最終日 この日、自分の厩舎から競走馬としてデビュー戦を迎える仔がおり、オーナーさんも来場はされましたが、今開催は来場出来ても、普段は入れる僕らのゾーンやパドックなどには一切出入り禁止になっています。レース前のジョッキーとオーナーさんとの作戦会議や、レースの回顧など出来ず、仕方ないことですが、そういった楽しみも新型コロナウィルスの影響で奪われています。

専業主婦……退屈そうな息子、不安な日々にピリピリしている夫を力強く支える
四月二二日(水) テレビで人と密にレストランで食事する姿を見て、楽しそうで懐かしくて悲しくなった。夫が帰宅してすぐ手洗いうがいをしないので、注意をしたら逆ギレされた。夫への怒りおさまらず、夕食の用意を放棄しようかと思ったけれど、冷蔵庫の野菜が腐るし予算もない。何よりも夫の個人的外食も避けてコロナ感染のリスクを減らしたい。

ライブハウス店員……「わたしなんかが」という思いに変化が
四月二四日(金) お行儀の良い人間ではないから、おとなしくおうち時間はできないし、そもそも仕事をしないと、いまできることを続けないと、自分の生活どころかうちの店舗、うちの店舗どころか会社、会社どころか文化、エンタメ業界が死ぬらしい。わたしがいないと文化が死ぬことだってもしかしたらありえる気がしてきた。

葬儀社スタッフ……「父がコロナウイルスで亡くなったかもしれないのですが」
四月八日(水) 霊安室の隣の控室で会ったAさんは、背の高いまじめそうな中年の紳士だった。私が名乗ると少し安心した表情を見せた。「こういうの初めてなので……」とすまなさそうに言う。
(ええ、私も伝染病のケースは初めてなんです)と心の中で思ったが、そんな不安は悟られてはいけない。仮にコロナウイルスでなくても、肉親を亡くした遺族は、不安な気持ちで一杯なのだ。まずは安心させることだ。

この“生活”は誰かの“仕事”が支えている!

【数量限定サイン本】深夜ポンコツ

  • 著者:鈴木圭介
  • 装幀:松田行正+杉本聖士
  • 定価:本体1727円+税
  • 四六判並製/256ページ
  • 2020年5月30日 第一刷発行
  • 978-4-86528-275-7

涙なんかじゃ終わらない!!
フラワーカンパニーズ鈴木圭介の自意識爆発エッセイ集!


なんだか全力で生きたくなった、生きててよかったって言える日を僕も探したくなった。――山里亮太氏(お笑い芸人)

ライブにも行きたくないぐらいに絶望していたあの頃、どうしてもフラカンを生で見たくて、なけなしのお金でチケットを取った。(対談より)
――尾崎世界観氏(ミュージシャン)

暗さが明るさに、汚さが美しさになるような。この世界はなんと生きるに値するものなか説得されてしまう。(対談より)
――角田光代氏(小説家)

ウェブスター辞書あるいは英語をめぐる冒険

  • 著:コーリー・スタンパー
    訳:鴻巣友季子、竹内要江、木下眞穂、ラッシャー貴子、手嶋由美子、井口富美子
  • 装丁:松田行正+杉本聖士
  • 定価:本体2700円+税
  • 46判上製/360ページ
  • 2020年4月13日
  • 978-4-86528-256-6 C0080

池澤夏樹氏、阿部公彦氏、推薦!
知られざる英語辞書の世界とその秘密。


アメリカの伝統ある辞書出版社メリアム・ウェブスター社の編纂者が、「英語とは何か」にさまざまな角度から光を当てる14章。

“it’s”は文法的に「正しい」のか?
“nude”は「白人の肌の色」?
“marriage”は同性婚を含むのか?
“bitch”は女性蔑視か?
“OMG”は英語の退化?……

など、辞書編纂を通じて見えてくる英語の謎を、英語にまつわるトリビアや逸話も織り交ぜながら、専門的かつ軽やかな筆致で描き出す。
言葉の常識をひっくり返し、言葉と社会の繋がりを再発見する、普遍的なヒントがちりばめられた一冊。

片岡義男COMIC SHOW

  • 原作・小説:片岡義男
    漫画:大橋裕之、島田虎之介、テリー・ジョンスン、長崎訓子、グレアム・ミックニー、森泉岳土、山田参助、山本美希
  • デザイン協力:上條慶
  • 定価:本体2,000円+税
  • 46判並製/184ページ+別冊zine32ページ
  • 2019年11月30日 第一刷発行
  • 978-4-86528-252-8 C0093

oh,boy!(なんてこった)片岡義男×8人の実力派漫画家・イラストレーターによる空前の企画がついに実現!

『スローなブギにしてくれ』などで1970-80年代を風靡し今なお新作を精力的に書き続ける永遠のCity Boyわれらの片岡義男!その作品世界がコミックスとして生まれ直す。

『あれよ星屑』の山田参助(2019年手塚治虫文化賞と日本漫画家協会賞のW受賞)が描くストリップ嬢たちのロード・ノヴェル「馬鹿が惚れちゃう」。アニメーション映画「音楽」の公開を控える大橋裕之がシュールな一夜を描く「給料日」、ほか7つ漫画作品。そしてコミックス作家を主人公にした片岡義男の書き下ろし小説、さらにさらにイラストレーター テリー・ジョンスンによるオールカラー別冊zine「TEDDY meets TERRY」が付いた傑作スペシャル・ブック。アメリカ、オートバイ、文房具、ハードボイルド…片岡義男の世界に何度もシビレる…‼

お金本

  • 著者:渋沢栄一、夏目漱石、国木田独歩、泉鏡花、内田百閒、武者小路実篤、夢野久作、芥川龍之介、江戸川乱歩、宇野千代、坂口安吾、太宰治、田辺聖子、つげ義春、村上春樹、角田光代、村田沙耶香ほか
  • 装幀:鈴木千佳子
  • 定価:本体2300円+税
  • 46判並製/336ページ
  • 2019年10月30日 第一刷発行
  • 978-4-86528-251-1 C0095

「キツト、キツト、お返しできます。」
「〆切」の次は「お金」! 累計5万部、話題の文豪アンソロジー最新作。友人に借金し、借りた金で酒を呑み、親の脛を囓り、執筆以外の金儲けを考える。現実と理想の間でもがきながら、今日を力強く生きるのだ。貯金は底をついても才能は枯渇しない。作家、実業家、ミュージシャンまで総勢96人、生きるか死ぬかのお金ばなし100篇。

タイトル読本

  • 編著者:高橋輝次
    著者:堀口大學、林芙美子、丸谷才一、田辺聖子、池波正太郎、渡辺淳一、筒井康隆、川本三郎、小川洋子、群ようこ、宮部みゆき、俵万智、穂村弘、恩田陸ほか
  • 装幀:戸塚泰雄(nu)
  • 定価:本体2000円+税
  • 46判並製/280ページ
  • 2019年9月30日 第一刷発行
  • 978-4-86528-245-0 C0095

最高のタイトルってなんだろう?

創作者たちはタイトルをどう考察し、どうつけたか。作品完成までの最大の難所「タイトル」をめぐる会議の内幕と、つける際のヒントを明かす51篇のアンソロジー。ひとりでひらめき、2人で相談、3人以上で会議は踊る…堀口大學から田辺聖子、丸谷才一、筒井康隆、そして宮部みゆき、恩田陸まで。悩めるひとも、楽しむひとも、これまでの傑作と明日の「最高のタイトル」のために!! 
 

狂狗集 Mad Dog Riprap

  • 著者:管啓次郎
  • 装幀:五十嵐哲夫
  • 定価:本体999円+税
  • 文庫版/96ページ
  • 2019年8月18日
  • 978-4-86528-235-1

来週といふ言葉はもつとも手軽な希望
椅子から転げて子犬がそのまま眠つてる
「光あれ!」と叫んで懐中電灯ともす小学生
詩人・比較文学者・翻訳家・エッセイスト。
本と読書を愛する人を魅了してきた管啓次郎の新境地は、
不思議なリズムとこころほどける一行詩!

心を彫る 田川憲と棟方志功

  • 著者:高嶋進
  • 装幀:鈴木美里
  • 定価:本体1800円+税
  • 四六判並製/176ページ
  • 2019年8月20日第1刷発行
  • 978-4-86528-247-4

ランボーや金子光晴の詩の世界に版画を添え、
その一方でキリシタンと原爆の歴史を背負った長崎の街を彫り続けた田川憲。
谷崎潤一郎らの文学者に深く愛され、ニーチェのことばを板画にした青森の棟方志功。
ふたりは文学者とも呼ぶべき芸術家だった。
伝説の小劇場ジァンジァンの劇場主が、言葉への鋭い感性をもち、
稀有な世界を生み出した東西ふたりの版画家の凄みを、深い共感を込めて描き出す。

BL古典セレクション③ 怪談 奇談

  • 著者:王谷晶
    原作:ラフカディオ・ハーン
  • 装画:中村明日美子
    装幀:鈴木成一デザイン室
  • 定価:本体1700円+税
  • 四六判並製/184ページ
  • 2019年7月1日 第一刷発行
  • 978-4-86528-240-5 C0393

惚れたが最期。
誰もが知っている古典作品の性別を変え、ボーイズラブ化した大好評シリーズ第三弾。
ラフカディオ・ハーンの紡いだ名作の数々が、エッジの効いた文体で最注目の小説家・王谷晶の手により、世にも美しく恐ろしいBL怪談として生まれ直す!
凍りつくほどの美男・雪、男たちに辱められる耳なし芳一をはじめ、欲望に取り憑かれた男たちの絶頂と絶叫のBL怪談9篇。

はじめての古典、はじめてのBLにも最適な一冊。

★初回のみ漫画家・中村明日美子による装画イラストカード封入!★