私のいない部屋

  • 著者:レベッカ・ソルニット
    訳者:東辻賢治郎
  • 装幀:松田行正+杉本聖士
  • 定価:本体2400円+税
  • 四六判上製/304ページ
  • 2021年10月10日 第1刷発行
  • 9784865280463

“マンスプレイニング”を世に広めた新時代のフェミニズムを代表する作家、ソルニットの歩んだストーリー
「若い女となること。それは数え切れないほどさまざまに姿を変えて出現する自分の消滅に直面することであり、その消滅から逃避し、否認することであり、時にはそのすべてだ。」
父のDVから逃れるように家を離れ、
サンフランシスコの安アパートに見つけた自分の部屋。
女に向けられる好奇や暴力、理不尽の数々を生き延び、
四半世紀暮したその部屋でやがてソルニットは作家になった。
生々しい痛みと不安とためらい、手放さない希望を描くはじめての自叙伝。【9月末刊行】

こう見えて元タカラジェンヌです

  • 著者:天真みちる
  • 写真:四方花林
    装幀:芥陽子
  • 定価:本体1700円+税
  • 四六判並製/288ページ
  • 2021年3月31日 第一刷発行
  • 978-4-86528-013-5 C0095

清く正しく……おもしろく!?

100年以上の歴史を持ち「清く、正しく、美しく」をモットーに女性たちが歌い踊る宝塚歌劇団。その美しさでファンを魅了するスターの隣には、角刈りの車引き・モヒカンのチンピラ・麻薬密売人などクセの強いおじさん役で唯一無二の存在感を発揮した名コメディエンヌ「たそ」の姿があった……。

一次敗退の翌年のタカラヅカ合格、先輩スターに囲まれ興奮の入団と次々にのしかかる試練、奇跡のSMAP×SMAP出演で「タンバリン芸人」になったエピソードなど、音楽学校入学から宝塚歌劇団卒業まで15年の月日をコミカルに描く。

「宝塚に新ジャンルを築いた」と言われた伝説の元タカラジェンヌによる、誰も知らない爆笑宝塚エッセイ。

東山道エンジェル紀行

  • 文=町田康
    絵=寺門孝之
  • 装幀:秋山伸+宮原慶子/edition.nord
  • 定価:本体1,800円+税
  • 四六判並製/102ページ
  • 2021年9月15日 第1刷発行
  • 978-4-86528-016-6 C0093

小説家と画家の魂が鳴り響く! 構想期間20年、幻のパンクファンタジー!

寺門孝之の絵画から、町田康が物語を紡ぐ。
絵画と物語の融合を体現した造本も美しい、奇跡のような一冊。

言葉の人生

  • 著者:片岡義男
  • 装幀:鈴木成一デザイン室
    装画:アンドーヒロミ
  • 定価:本体2200円+税
  • 四六判並製ビニールカバー/304ページ
  • 2021年8月25日 第1刷発行
  • 978-4-86528-041-8 C0095


言葉と作家の知的で愉快な関係を思う存分に味わえる、9年ぶりの語学エッセイ。


ブルースに登場する人々は、その後どんな人生を送ったのだろう。かつて高級で輝かしく特別だった「ケーキ」という単語は、「ケーキバイキング」に安住の地を得た。「青春」を本気で直訳すると「ブルー・スプリング」になるのか。そして珈琲はいまや「珈琲」のひと言では頼めない……

新しい日本語、懐かしい英語。それらをつなぐ、カタカナ語。絶え間なく生まれ、変化し続ける言葉たちに驚いたり、楽しんだり、考えこんだり、時々ちょっぴりぼやいたり。

「サンデー毎日」連載に書き下ろしを加えた全88篇を所収、著者の新鮮な驚きと発見に満ちたエッセイ集が、ノスタルジックなビニールカバーの装幀で登場。


はつなつみずうみ分光器 after 2000 現代短歌クロニクル

  • 著者:瀬戸夏子
  • 装幀:松田行正+杉本聖士
  • 定価:本体2200円+税
  • 四六判並製/258ページ
  • 2021年5月25日 初版第一刷刊行
  • 978-4-86528-032-6

穂村弘、枡野浩一、東直子らが次々に歌集を刊行し、現代短歌の21世紀は幕を開けた──。

ネットや同人誌の隆盛を背景に、多彩な才能が活躍し、熱くきらめきつづけた20年間。
評論や小説でも注目される歌人・瀬戸夏子が選んだ、時代を刻んだ55の読むべき歌集でたどる最先端短歌ガイドにして、待望の現代短歌クロニクル。
2000年以降に刊行された重要な歌集の意味・面白さ・読みどころを紹介、加えて代表歌10首を選び出しました。また「ニューウェーブ」「ポストニューウェーブ」など、今日の現代短歌史のキーワードをコラムで論じます。
穂村弘以降、必読の若手現代歌人を徹底紹介したベストセラー・アンソロジー『桜前線開架宣言 Born after 1970現代短歌日本代表』の姉妹編となるマスト・バイ・アンソロジーがついに登場!

いつも来る女の人

  • 著者:片岡義男
  • 装幀:鈴木成一デザイン室
    装画:狩野岳朗
  • 定価:本体1800円+税
  • 四六判並製/256ページ
  • 2021年5月28日 第一刷発行
  • 978-4-86528-033-3 C0093

いつもの喫茶店でコーヒーを飲んで、街を歩いて、
部屋に戻ったらノートブックを開いて。
さあ、小説を書いてみようか。

片岡義男最新短編集。



ひとが小説を書くことを決意する瞬間を描いた「イツモクルオンナノヒト」、

作家が食糧品の買い物をしながら短編の構想を練る「レモネードとあさりの貝殻」など、

書き下ろしを含む8篇を所収。

小説家・片岡義男の世界にどっぷり浸れる、

「書く」人々の物語がゆるやかに束ねられた短編集。

1920年代の東京 高村光太郎、横光利一、堀辰雄

  • 著者:岡本勝人
  • 装幀:清岡秀哉

    カバー:古賀春江『窓外の化粧』
  • 定価:本体2400円+税
  • 四六判上製/296ページ
  • 2021年6月30日 第一刷発行
  • 978-4-86528-035-7 C0095

大震災に引き裂かれた時代を文学者たちはどう生きたのか?

モダニズムからダダイズム、シュルレアリスムまでヨーロッパ文化が怒涛のようにもたらされ、渦巻いた1920年代。
高村光太郎・横光利一・堀辰雄・中原中也・小林秀雄・西脇順三郎・瀧口修造・中川一政・古賀春江・芥川龍之介・谷崎潤一郎・萩原朔太郎・宮沢賢治ら、あまたの作家たち、詩人たちがそれぞれの青春を生きていた帝都東京を、1923年9月1日、関東大震災が襲う──。
転換する時代と文学者の運命を描く力作。【6月末刊行】

ルワンダでタイ料理屋をひらく

  • 著者:唐渡千紗
  • 装幀:松田行正+杉本聖士
  • 定価:本体1800円+税
  • 四六判並製/264ページ
  • 2021年3月28日 第一刷発行
  • 978-4-86528-021-0 C0095

日本人シングルマザー、アフリカで人生を変える!

突然の思いつきから、五歳の息子とともにルワンダへ渡り、タイ料理屋「ASIAN KITCHEN」をひらくことにした著者。
ルワンダには旅行で訪れたことがあるだけで、飲食店での勤務経験もなし。そんな突然の決意に驚く周囲を振り切って、無事にお店をオープンさせるが、はじめてのお客さんはまさかの泥棒⁉︎ しかも、スタッフは電子レンジを水洗いして壊すし、突然の停電と断水なんて日常茶飯事だし……あ〜もう発狂寸前!
常に困惑しながらも、息子ミナトや、過酷な状況でもたくましく生きるルワンダの人々に背中をおされて奮闘する日々を描く。人生という「旅」の醍醐味が味わえる傑作ノンフィクション。

満天の花

  • 著者:佐川光晴
  • 装幀:鈴木成一デザイン室
    装画:カワタアキナ
  • 定価:本体2300円+税
  • 四六判上製/552ページ
  • 2021年5月8日 第一刷発行
  • 978-4-86528-026-5 C0093

\たちまち重版!/
おかげさまで重版いたしました。

全国書店へは7/19(月)より順次搬入いたします。

文芸評論家・末國善己氏推薦!
「女性通訳を主人公に、幕末を外交の視点で捉えた斬新な時代小説だ」

勝海舟と出会った青い目の少女の運命が、日本の歴史を大きく動かす

時は幕末、長崎。オランダ人商館員と遊女との間に生まれた少女・花。
青い目を隠して暮らしていたが、勝海舟と出会ったことで花は激動の世界史の渦の中に投げ込まれる。
西欧列強や幕府へも毅然と立ち向かう通詞・花。
時代の常識にとらわれず、才能と意思で生き抜く女性を描いた、佐川光晴の新境地!

\大絶賛コメントも続々!/
●執筆の動機のひとつに、「かつて『蝦夷地』と呼ばれ、明治になって『北海道』と改称された広大な島が一片たりとも異国に獲られなかったのは何故なのか」という疑問があったそうだ。本書を読むと、この疑問も氷解する。
 ーーー文芸評論家・細谷正充(北海道新聞・朝刊 2021.06.06号 掲載)
●誤解を恐れず言うならば、『満天の花』は幕末を舞台にした壮大な少女小説だ。
 ーーー文芸ジャーナリスト・内藤麻里子(東京新聞・朝刊 2021.07.03号 掲載)

戦前尖端語辞典

  • 著者:平山亜佐子
    絵・漫画:山田参助
  • 装幀:鈴木成一デザイン室
    本文組版:blanc
  • 定価:本体1,800円+税
  • 四六版並製/208ページ
  • 2021年2月15日 第一刷発行
  • 978-4-86528-011-1 C0095

戦前の風俗が立ち上がる破天荒で豊潤な285語を解説!!

「ガッカリアイエンコ」が「デスペレート」 でその「エル」が 「羅漢様」で 「ゲシュペンシュテル」……この意味わかるかい?

生活、学生、外来語、思想、女学生、文化、医療、社会、隠語の9つのジャンルからなる新語・流行語を大正8年〜昭和15年までの約30の流行語辞典から収録。言葉が生まれる背景から関係する当時の事件まで、多くの引用とともに書かれた著者オリジナルの解説に加え、同時代の文芸作品から用例を入れ、使い方を示した。当代きっての漫画家・山田参助のイラストもふんだんに使ったダンゼンたのしいモダンな一冊‼