衝突と共存の地中海世界 古代から近世まで

  • 著者:本村凌二・高山博
  • 装幀:松田行正+杉本聖士
  • 定価:本体1700円+税
  • B6判並製/304ページ
  • 2020年10月30日 第一刷発行
  • 978-4-86528-290-0

揺れるEU、極端に触れるアメリカ。グローバル化を背景に、近代国民国家の終焉が指摘されるいま、さまざまな文明・民族・宗教が生き続けた地中海世界こそ、目を向ける意味がある。
紀元3000年紀、灌漑農業の発達とともに発達したメソポタミア文明、エジプト文明以来、ヨーロッパ・アジア・アフリカを結びつけてきた地中海。そこにはハンムラビ法典とシュメール文字を持ったバビロニア王国、巨大なピラミッドを築いたエジプト、その狭間では小都市国家が群立し、「海の民」をはじめとする諸民族が入り乱れ、その揺り動きはやがてペルシア帝国の成立を招く。ギリシア、ローマ時代を経て、ラテン・カトリック文化圏、ギリシア・東方正教文化圏、アラブ・イスラーム文化圏が鼎立、十字軍による衝突がありつつも豊かな交易を行っていた14世紀まで、諸勢力、諸民族の接触と交流と対立をわかりやすく描く

新・住宅論

  • 著者:難波和彦
  • 装幀:松田行正+杉本聖士
  • 定価:本体2,500円+税
  • B6並製/400ページ
  • 2020年7月31日 第一刷発行
  • 978-4-86528-284-9 C0325

日本の住宅はどのようにつくられ、どのように住まわれてきたか。

物理的にも精神的にも持続可能なデザイン(=サステイナブルデザイン)から住宅の問題を総合的に考えることは可能だろうか。「箱の家」の難波和彦が日本の住宅の問題を歴史的に・技術的な視点から立体的に捉える。仮設住宅から超高層ビル群まで、3・11の震災以降新たな調査と取材を重ね生まれたあたらしい住宅論。

となりの心理学

  • 著:星 薫
  • 装幀:松田行正+杉本聖士
  • 定価:本体1800円+税
  • B6判並製/232ページ
  • 2020年6月30日
  • 978-4-86528-282-5 C0011

身近なトピックでわかる!心理学入門にぴったりの一冊

・人間が「未熟」なまま生まれてくるのはなぜか?
・ヘビやクモにゾッとするのはなぜか?
・大人になったら成長しないのか?
・私たちが目で見ていることは、本当に真実なのか?
・音をメロディーとして聞き取れるのはなぜか?
・事件や事故について、間違った証言が生まれるのはなぜか?
・私たちの脳はAIよりも賢い?
・伝言ゲームはなんで失敗する?
・調子にのると失敗しやすい?
・性格は死ぬまで変わらない?

日常の出来事、当たり前に思っていることの中から、人間の心に不思議に迫っていく。
生活の中で人の心を知る必要を感じた人、心理学を学んでみたいけど何から読めばいいか迷っている人にオススメ。

現代中国 都市と農村の70年

  • 著:浜口允子
  • 装幀:松田行正+杉本聖士
  • 定価:本体1800円+税
  • B6判並製/256ページ
  • 2019年9月
  • 978-4-86528-248-1 C0322
中国建国70周年!都市と農村の二つの歴史。
建国以来、中国の都市と農村には超えがたい経済格差があり、福祉、医療、教育なども含めた生活の質の違いが、固定化された形で続いてきた。格差はどのような政策のもとで生まれたのか。またその中で人々はどのように生きたのか。2019年の今、一方の農民は「小康」の生活を送れるようになったのか―。本書では現代中国を特徴づけるこの「二元的社会」に焦点を当て、1949年から2019年までの70年間を、その時代の人々の語りとともに振り返る。

日本社会の変動と教育政策 新学力・子どもの貧困・働き方改革

  • 著:小川正人
  • 装丁:松田行正+杉本聖士
  • 定価:本体1800円+税
  • 46版並製/240ページ
  • 2019年8月31日初版発行
  • 978-4-86528-241-2 C0037
現代日本の教育政策の全体図
東京大学名誉教授の小川正人(教育行政学)が、「新学力」「子どもの貧困・教育費」「学校・教員の働き方」の3つのテーマから、2000年以降の「教育の構造改革」とも呼ばれる抜本的な教育改革の全体像を解説。バブル崩壊による日本経済の低迷、雇用の不安定化、格差の拡大、長時間労働といった日本社会の変動を捉えた上で、今教育行政で何が問題とされ、何が優先されているのかを丁寧に読み解いていく。

私教育再生 すべての大人にできること

  • 著:安彦忠彦
  • 装丁:松田行正+杉本聖士
  • 定価:本体1650円+税
  • 46版並製/208ページ
  • 2019年3月15日
  • ISBN978-4-86528-222-1 C0337

部活動、いじめ、受験勉強。
どこまでが学校の責任か。
家庭・塾・地域に光をあてる、教育バランス改革論!


日大アメフト部の問題、教員の過重労働問題といった時事的なトピックとともに、公教育と私教育のちがい、歴史的な教育の役割の変遷、法律のなかでの学校の位置づけなど、現状の日本教育の問題点を総ざらい。
学校の枠を飛び越えて、「教育」のあるべき姿を捉え直します。
「教育とは自立を促すことである」という教育本来の目的を見つめ続けた著者が書く、思い込みをなくし、子どものための教育を一から、自分で考え直すための教科書。

立憲主義について 成立過程と現代

  • 著者:佐藤幸治
  • 装幀:松田行正+杉本聖士
  • 定価:本体1800円+税
  • 46判並製/268ページ
  • 2015年4月30日 第一刷発行
  • 978-4-86528-113-2 C0332

憲法改正問題で毎日のように「立憲主義」の言葉をメディアで見ます。
ところで、立憲主義とはそもそもどんな「主義」なのか。
本書は、ギリシャ以来の知の歴史から立憲主義の意味を語り、憲法九条をはじめとする日本国憲法の精神を探る壮大な試みです。
憲法改正問題でゆれる現在に必要な一冊、佐藤憲法学のもう一つの成果です。【5刷】

学びの心理学 授業をデザインする

  • 著者:秋田喜代美
  • 装幀:松田行正+山田和寛
  • 定価:本体1600円+税
  • B6判並製/244ページ
  • 2012年9月30日 第一刷発行
  • ISBN978-4-903500-85-0 C0337

教師とは子供の成長を幸せに感じ、そのことで自らも成長できる専門家のことである。
教育心理学の第一人者、いまもっとも教師に信頼されている秋田喜代美が最新の学問的成果を、授業の実践方法として提示する。何かと教育が批判される困難の中で、教師と生徒が信頼関係を築くにはどのような視点と活動が必要なのか。だれもが共感をもって読める1冊。【3刷】

教育の方法

  • 著者:佐藤学
  • 装幀:松田行正
  • 定価:本体1524円+税
  • B6判並製/200ページ
  • 2010年7月30日 第一刷発行
  • ISBN978-4-903500-34-8 C0337

いま、社会に求められる学校とはどんな学校なのか。誰もが体験してきたが故に、ともすれば客観的に認識することの難しい授業の時間。そこで起きていることを比較・分析する方法論を示し、授業研究の歴史を概観する。「学びの共同体」を提唱する著者による、学校の未来を考えるための1冊。【8刷】

地域教育再生プロジェクト 家庭・学校と地域社会

  • 著:岡崎友典
  • 装幀:松田行正+杉本聖士
  • 定価:本体1700円+税
  • 46判並製/248ページ
  • 2018年6月30日 第一刷発行
  • 978-4-86528-204-7 C0337

核家族化、少子高齢化、過疎過密化により、地域社会は失われてきた。教育を武器に地域社会を再生することはできるだろうか。明治時代から今までの、家庭・学校と地域社会の変化を見通すとともに、教育実践18例を検証し、いまに役立てる1冊!