HATE! 真実の敵は憎悪である。

  • 著:松田行正
  • 装幀:松田行正
  • 定価:本体2500円+税
  • 46判変型/384ページ
  • 2018年7月15日 第一刷発行
  • 978-4-86528-205-4 C0070

「動くものはすべて殺せ」「ラット(彼ら)を駆除せよ!」
黒人、黄色人、ユダヤ人にふりかかった、人種差別の表現史。


害虫、シラミと忌み嫌われ、結婚や輸血が禁止された。サルとして蔑まれ、悪魔やレイプ犯と恐れられた人々は、残虐に殺され、凌辱された。
第二次世界大戦、アウシュビッツ、ベトナム戦争、異人種感婚姻禁止、ポスター、会話、映画、音楽……。歴史と風俗を混在させる筆致が、当時の気配を立ち上がらせ、差別をエスカレートさせてきた手法を浮き彫りにする。現代の足場を揺さぶる、最悪の表現史。

硯の中の地球を歩く

  • 著:青栁貴史
  • 装幀:松田行正
  • 定価:本体1650円+税
  • 46判・並製/160ページ
  • 2018年7月15日 第一刷発行
  • 978-4-86528-203-0 C0093

 職業は製硯師。ワイルドでワンダーな仕事。硯に魅せられ、世界一墨が磨れる石を探しに、命がけで中国の秘境へ。
 中国人に怪しい変人と警戒されながら石を採り、その石を山賊に襲われても自動車にひかれても守り持ち帰る。削った石の味を確かめながら究極の硯を完成。お気に入りの硯とは一緒にお風呂に入る。石を手で削るという地味にして肉体酷使の作業ゆえ、一年でつくる硯はたった3面! 目指すは地球外硯! 
 常識はずれのエピソード満載の硯ハンター・ノンフィクション。太古からある文房具のうんちくも得られます。カラーページ32頁。

源氏物語 A・ウェイリー版第2巻[全4巻]

  • 著者:紫式部
    英訳:アーサー・ウェイリー
    日本語訳:毬矢まりえ+森山恵姉妹訳
    エッセイ:瀬戸内寂聴
  • 装幀:松田行正+杉本聖士
  • 定価:本体3200円+税
  • 四六判上製/704ページ
  • 2018年7月14日 第1刷発行
  • 978-4-86528-198-9

徹夜で読了しました(瀬戸内寂聴)

まるで「ベルばら」の王朝ロマン(斎藤美奈子)

明石の地に流されていたシャイニング・プリンス、ゲンジの運命は一転!
我が子をエンペラーに昇らせ、恋人たちを建てたばかりの新御殿に住まわせ、我が世の春を謳歌する!

100年前、ヨーロッパ中を夢中にさせたアーサー・ウェイリーの名訳を、再び現代語に訳し戻したとき、
蘇ったのは、恋に生き、愛に涙する女性たち、運命の変転と格闘する男性たちの生々しいまでのドラマだった。
大好評、話題のウェイリー版源氏物語、第2巻刊行!

今という驚きを考えたことがありますか THINKING「O」015号

  • 著者:大澤真幸  ゲスト:永井均
  • 装幀:松田行正+杉本聖士
  • 定価:本体1350円+税
  • 46判並/136ページ
  • 2018年6月10日 第一刷発行
  • 978-4-86528-202-3 C0036

「時間は実在しない」。だとしたら今感じているこの〈今〉とは一体なんなのかーー。大澤真幸が、哲学者永井均を迎えて、マクタガートの『時間の非実在性』に対峙する、大澤真幸個人思想誌15号。
〈今〉の不思議と〈私〉の不思議、そして神の存在が共振するとき、マニアックな問いは、生きることのすべてにつながる問いへと変わる。マクタガートを超えていく対談と、大澤真幸論文「時間の実在性」などを収録。

顔! パプアニューギニアの祭り

  • 著者:西江雅之
  • 装幀:松田行正+杉本聖士
  • 定価:本体2800円+税
  • 46判並製/128ページ
  • 2018年6月10日 第一刷発行
  • 9784865281965

【学問にこれほど幻想的な風景を取り込んだ人はいなかった!!】アフリカ諸語やピジン・クレオール語の研究の先駆者で、その人柄から「裸足の学者」と呼ばれた文化人類学者西江雅之。ジャンルを超えて多方面に影響を与えた伝説の学者が異国の祭り「シンシン」で出会った驚くべき数々の「顔」の写真集。

――見つめているうちに自らが交換のなかに引き入れられる 港千尋(写真家)
――この謎めいた顔たちを、その光と色とともに「狩りとって」きた先生に、感謝せずにはいられない 管啓次郎(詩人・比較文学者)

今宵はなんという夢見る夜 金子光晴と森三千代

  • 著者:柏倉康夫
  • 装幀:林哲夫
  • 定価:本体4200円+税
  • 四六判並製/416ページ
  • 2018年6月30日 第一刷発行
  • 978-4-86528-201-6

家具一切を売り払い、
ようやく手にした十円足らずを元手に、
ふたりは足かけ四年の旅に出た
行きがかりで漂いでた日本から、アジアを伝ってパリへの遠い旅は、
はじめのうちこそ少し寂しい気もしたものの、
気楽でもあったし、悪いものではなかった――。

地域教育再生プロジェクト 家庭・学校と地域社会

  • 著:岡崎友典
  • 装幀:松田行正+杉本聖士
  • 定価:本体1700円+税
  • 46判並製/248ページ
  • 2018年6月30日 第一刷発行
  • 978-4-86528-204-7 C0337

核家族化、少子高齢化、過疎過密化により、地域社会は失われてきた。教育を武器に地域社会を再生することはできるだろうか。明治時代から今までの、家庭・学校と地域社会の変化を見通すとともに、教育実践18例を検証し、いまに役立てる1冊!

建築家の年輪

  • 編著者:真壁智治
  • 装幀:中島雄太、取材編集協力:斎藤夕子、写真:鈴木愛子
  • 定価:本体4500円+税
  • 四六判並製/504ページ
  • 2018年6月25日 第一刷発行
  • 978-4-86528-197-2

戦後日本建築の輝かしい時代を生き抜いてきた20人。
多様なフィールドで重ねた経験と貴重なエピソードを、
第一人者たちが惜しげなく披露する珠玉のメモワール。
バブル経済崩壊以降、そして現在をいかに生きのびるのか。
建築家が素顔をかいま見せながら、心からの提言をかたる永久保存版。

〆切本2

  • 著者:森鷗外、二葉亭四迷、武者小路実篤、北原白秋、石川啄木、芥川龍之介、横溝正史、小林多喜二、堀辰雄、丸山眞男、水木しげる、山崎豊子、田辺聖子、赤塚不二夫、高橋留美子、穂村弘ほか
  • 装幀:鈴木千佳子
  • 定価:本体2300円+税
  • 46変並製/392ページ
  • 2017年10月30日 第一刷発行
  • 978-4-86528-177-4 C0095

「やっぱりサラリーマンのままでいればよかったなア」
あの怪物がかえってきた!作家と〆切のアンソロジー待望の第2弾。非情なる編集者の催促、絶え間ない臀部の痛み、よぎる幻覚と、猛猿からの攻撃をくぐり抜け〆切と戦った先に、待っているはずの家族は仏か鬼か。バルザックから川上未映子まで、それでも筆を執り続ける作家たちによる、勇気と慟哭の80篇。今回は前回より遅い…

〆切本

  • 著者:夏目漱石、谷崎潤一郎、江戸川乱歩、川端康成、稲垣足穂、太宰治、埴谷雄高、吉田健一、野坂昭如、手塚治虫、星新一、谷川俊太郎、村上春樹、藤子不二雄A、岡崎京子、吉本ばなな、西加奈子ほか(全90人)
  • 装幀:鈴木千佳子
  • 定価:本体2300円+税
  • 46変並製/368ページ
  • 2016年9月20日 第一刷発行
  • 978-4-86528-153-8 C0095

【3万部突破!】「かんにんしてくれ給へ どうしても書けないんだ……」
「鉛筆を何本も削ってばかりいる」
追いつめられて苦しんだはずなのに、いつのまにか叱咤激励して引っ張ってくれる……〆切とは、じつにあまのじゃくで不思議な存在である。夏目漱石から松本清張、村上春樹、そして西加奈子まで90人の書き手による悶絶と歓喜の〆切話94篇を収録。泣けて笑えて役立つ、人生の〆切エンターテイメント!