【おしらせ】 2013.09.06 中川六平さんが亡くなられました。 六平さんは会う人すべてを、 あの笑顔で気持ちよくさせる人でした。 六平さん、本当に本当に有難うございました! 六平さんのご冥福をお祈りします。 10回にわたって連載していただいた 左右社のWEB連載「ぶらぶ …
その10 原子力の腹の中で 2011.10.17 本を読んでいてひきこまれている。次のようなことを考え始めている自分と出会うことがある。まれにだがある。 索引を作ってみたくなってきたなあ。夢中で読んでいるこの本を、索引からのぞいてみたい。そういうことだ。買ったばかりのセーターの毛糸をほ …
その9 GWが終わり、一枚のコピーを前にして(その2) 2011.07.06 ぼくたちは、わたしたちは、いまだ「アメリカ合衆国のお腹にいる」。 そう書いたところで、「その8 『GWが終わり、一枚のコピーを前にして』」は力が尽きた。「図書新聞」2011年4月23日号の「関曠野氏が語る、東日本大震災と原発事故」のコピ …
その8 GWが終わり、一枚のコピーを前にして(気がついてのパート1) 2011.05.17 ゴールデンウイークだった。 5月最初の日曜日午後2時、東京は吉祥寺「いせや」で飲んだ。その週の水曜日も「いせや」に足を運んだ。日曜日の店内がすごく混んでいた。そこで待ち合わせを2時間繰り上げ、午後の3時に早めたがすでに列ができていた。よ …
その7 「タクシーで、この病院に行ってください」 2011.03.02 入院してしまった。1月の終わりから2月の初め。10日間だが、病院はやはり病院だと痛感する。病室はガン患者と高齢者であふれていた。3年前の初冬に入院してからの病院生活だが、ガン患者と高齢者に囲まれたのは初めてだ。いやーすごいね、病院は。そう …
その6 多摩霊園の「1944年11月7日」 2010.12.19 寒さも夜の冷え込みも厳しくなってきた。そんな12月に入った第1土曜日はとても暖かかった。その夜、ぼくは一ツ橋・日本教育会館に向かっていた。雑誌『彷書月刊』の会が用意されていたのである。古書の専門誌に縁のある人たちが集う。同誌は今年10月号 …