老いずの夢にたとふべき──島崎藤村の湯河原 2022.06.09 詩人石田瑞穂が一篇の詩を旅するように、国内外の詩人ゆかりの地を訪れ、土地と対話するように詩を読み、酒を呑み、また、呑む。読書と酒食に遊ぶ愉楽の紀行エッセイ。近現代の詩と詩人の魅力もわかりやすく紹介します。 湯河原駅までは東京駅から上野東京 …
雨に濡れて光る石がある──草野心平の磐城(その2) 2022.03.25 詩人石田瑞穂が一篇の詩を旅するように、国内外の詩人ゆかりの地を訪れ、土地と対話するように詩を読み、酒を呑み、また、呑む。読書と酒食に遊ぶ愉楽の紀行エッセイ。近現代の詩と詩人の魅力もわかりやすく紹介します。 〈いわき市立草野心平記念文学館〉 …
ああ見える。眼前に仰ぐ二箭(ふたつや)山。──草野心平の磐城(その1) 2022.03.02 詩人石田瑞穂が一篇の詩を旅するように、国内外の詩人ゆかりの地を訪れ、土地と対話するように詩を読み、酒を呑み、また、呑む。読書と酒食に遊ぶ愉楽の紀行エッセイ。近現代の詩と詩人の魅力もわかりやすく紹介します。 新型コロナ禍のいきおいに陰りがみら …
ふるさとは海を布団のように着ていた。──石垣りんの伊豆 2021.11.09 詩人石田瑞穂が一篇の詩を旅するように、国内外の詩人ゆかりの地を訪れ、土地と対話するように詩を読み、酒を呑み、また、呑む。読書と酒食に遊ぶ愉楽の紀行エッセイ。近現代の詩と詩人の魅力もわかりやすく紹介します。 東京駅を発つ。 それだけでも日 …
八月というのは享けつがれた果物だ──安東次男の吉備路 2021.09.19 詩人石田瑞穂が一篇の詩を旅するように、国内外の詩人ゆかりの地を訪れ、土地と対話するように詩を読み、酒を呑み、また、呑む。読書と酒食に遊ぶ愉楽の紀行エッセイ。近現代の詩と詩人の魅力もわかりやすく紹介します。 めのまえに、憧憬の、瀬戸内の海。 …
わが心深き底あり──西田幾多郎の哲学の道 2021.04.14 詩人石田瑞穂が一篇の詩を旅するように、国内外の詩人ゆかりの地を訪れ、土地と対話するように詩を読み、酒を呑み、また、呑む。読書と酒食に遊ぶ愉楽の紀行エッセイ。近現代の詩と詩人の魅力もわかりやすく紹介します。 詩人の散歩の達人が西脇順三郎なら …