『九楊先生の文字学入門』、書評情報

2014年9月21日の京都新聞に、石川九楊『九楊先生の文字学入門』の短評が、「書論、体系的に」と掲載されています。

1講「表現」、2講「動詞」、4講「主語」などと、文法書のような構成になっているが、内容は分かりやすく、面白い。「表現」では、4世紀に活躍した「書聖」王羲之から初めて政治と関係のないことが文書で書かれるようになり、現在の手紙のスタイルも王羲之から始まった——と教えられ、驚かされる。
文字や書の歴史や構造を掘り下げる、氏ならではの洞察に引き付けられ、学べることが多い。

ご紹介ありがとうございました。
本書は、「書き文字」に含まれた膨大な情報を整理して取り出す、その方法を示したまさに石川書字学の文法の書です。たった1文字の書き文字から、これまで気がついていなかったさまざまなメッセージが見えてくる、本書を読んでそのことを体験していただければと思います。