サンデー毎日に『幸福書房の四十年』の書評が掲載されました

武田砂鉄さんに「今こそ、読みたい」のコーナーで「その本が棚にある意味が確かに聞こえていた」と題して『幸福書房の四十年』を紹介していただきました(2018年3月26日)。
 東京・代々木上原駅前にある20坪の本屋「幸福書房」が2月で閉店してしまった。実に悲しい。いくつかの媒体で書評を書く仕事をしているが、幸福書房は、本選びのために頼る本屋の一つだった。そこにその本が置かれている意味が聞こえる本棚には、常に緊張感があった。書店店頭で時折見かける、皮下脂肪のようなだらしない一角がどこにも存在しない。引き締まった本棚から数冊引っこ抜いた。
(中略)
「自分のお薦めの本は2冊棚差し」して、「書棚でお客様と会話」し続けたのだ。
 そのメッセージを知っていたから、自著が2冊棚差しになっているのを見た時には感慨深いものがあった。皮下脂肪ではなく、必要な筋肉として招き入れられたのだから。本が好きなので、買うし、読む。あるいは、書く。その想いがただただ強まった。

ありがとうございました!