清田隆之さんに『説教したがる男たち』を書評していただいています

発売中の「すばる」(2018年12月号)で、恋バナ収集ユニット「桃山商事」代表、『大学1年生の歩き方』の著者のおひとり、清田隆之さんにレベッカ・ソルニット『説教したがる男たち』を評していただきました。題して、「「男をひと括りにするな!」から脱却するために」。

説教のところに「説明」や「解説」という言葉が代入されたらどうだろうか。(略)得意気な説明、独善的な解説、上から目線のアドバイス……。過去にやらかしたシーンの数々が走馬灯のようによみがえり、私は今、背筋に薄ら寒いものを感じている。
(略)
ソルニットは本書で〈信じてもらうということは、基本的なサバイバル・ツールだ〉と書いている。事実を述べても信じてもらえない世界は想像するに地獄だ。女性たちがそんな日常を生き、自分の中にも息づく「説教したがる男たち」がその一因になっているとしたら……これは男性たちが当事者として向き合うべき問題であるはずだ。

ありがとうございます!


この「すばる」2018年12月号では、モブ・ノリオさんのエッセイ「渡部直己はただ一匹か数千万匹か?」のなかでも、本書から次の箇所が引用されています。
ある有名大学でセクシャル・ハラスメント講習を担当する友人によると、キャンパス内のビジネススクールでプレゼンテーションをしたとき、年嵩の男性教授がこう聞いてきたという。「なぜたったひとりの女の証言で調査をはじめなきゃならないんだ?」彼女は似たような経験を何度もしているし、学生から職員、教員、研究者までさまざまな女性から、自分より地位の高い加害者に対して不利な証言をするのがいかに難しいか聞かされている。
多くの方に本書を手に取っていただければと思います。