「週刊読書人」アンケート2013年上半期の収穫より

文芸評論家の長山靖生さんの3冊に、石橋正孝『〈驚異の旅〉または出版をめぐる冒険』があげられています。
十九世紀後半という科学知識への関心が高まり、読書習慣が大衆レベルにまで拡大した時代に、ジュール・ヴェルヌと編集出版社エッツェルが、作品にどのような工夫を施し、また出版形態のイニシアティブをめぐって両者がどのように対立、調整したのかを克明に描く。
ご紹介ありがとうございます。狭義のフランス文学研究に限らず、ひろくお読みいただけることを期待しています。
長山さんの他の2冊は、坂本光『英国ゴシック小説の系譜』(慶応義塾大学出版会)、井村君江『絵本画家 天才たちが描いた妖精』(中経出版)。

ブックスルーエ(東京・吉祥寺)では、「読書人」のアンケート企画「2013年上半期の収穫から」フェアが9月から予定されています。