週刊読書人で『スワンプランディア!』が書評されました!

「週刊読書人」2013年11月1日号で、『スワンプランディア!』が書評されました。評者は海老原豊さん。
「あちらとこちらのあいだ」と題して、舞台がフロリダの〈スワンプランド=湿地〉であることの意味に触れていただいています。
物語は、当時を振り返るエーヴァの語りと、キーウィの奮闘が交互に進んでいく。語り方がどこか優しいのは、現在のエーヴァはすでに「こちら側」にたどり着いているからだ。陸と海のあいだでアリゲーター(自然)相手に格闘していた時代はやがて終わり、喪失や秘密を胸に抱えて生きるようになる。湿地は海と陸の間にあるだけではなく、大人と子供、この世とあの世のあいだでもある。ワニとレスリングする家族が自分たちの物語を語るのに、これ以上ふさわしい場所はないだろう。

ご紹介ありがとうございました!