「週刊読書人」年末回顧総特集号

書評紙「週刊読書人」の2013年回顧総特集号(12月20日号)に、本年の刊行物がいくつか取り上げられています。

各ジャンルの回顧と動向記事のなかで、長岡真吾さんによる米文学では、目についた邦訳としてカレン・ラッセル『スワンプランディア!』が、塚本昌則さんによるフランス文学では今年多くあったモノグラフィーの力作のひとつとして石橋正孝『〈驚異の旅〉または出版をめぐる冒険』が、また詩人の和合亮一さんによる詩の動向記事のなかには、管啓次郎『時制論 Agend’Ars4』と野村喜和夫『芭(塔(把(波』が、「現在の社会が抱える閉塞や不条理を、越境しようとする力を受け渡されたような気がした」詩集のひとつとして挙げられています。