小倉孝誠さんの「図書新聞」上半期読書アンケート

「図書新聞」(2014年7月19日)の今年上半期読書アンケート号で、フランス文学・文化史の小倉孝誠さんが、この半年の「フランス文学に関する力作評論」のひとつとして、荒原邦博『プルースト、美術批評と横断線』を挙げています。
挙げているのは、野村正人『諷刺画家グランヴィル』、クラウディア・ベンティーン『皮膚 文学史・身体イメージ・境界のディスクール』、橋本周子『美食家の誕生』、くわえて秋山伸子『フランス演劇の誘惑』、福田裕大『シャルル・クロ』、そして『プルースト、美術批評と横断線』です。

いずれも力作、大著。プルーストの同時代の美術および美術批評の展開を視野に、ドゥルーズの概念を敷衍して作品世界に新しい光を当てる本書『プルースト、美術批評と横断線』でも、日本のフランス文学・文化研究の厚み、進展を感じていただけると思います。