『ああ、ウイグルの大地』著者オスマンさんのインタビュー記事掲載

朝日新聞2015年5月9日読書面の「本の舞台裏」に、詩集『ああ、ウイグルの大地』の著者アフメットジャン・オスマンさんのインタビューが掲載されています。

 オスマンさんは中国新疆ウイグル自治区ウルムチ生まれ。ウイグル語とアラビア語で詩を書くが、故郷ではウイグル語で詩集を出せないという。ウイグルやチベットでは中国当局への抗議運動が起きており、「中国は国内問題として片付けようとしているが、詩を読んでみれば、漢民族とは違う言葉、文化だとわかるはず。文化を抑圧し、消し去ることはできない」と、オスマンさんは語る。
 詩に、具体的な政治主張は一切ない。ただ、「私の真昼に月と星 夜に太陽/祖国と口にすると 血が滲む/これは言葉ではない 私の血」(夜の太陽)など、人間の普遍の感情に民族の苦しみが重なって読める。
 出版を機に3日間だけ来日。「私の詩は、ウイグル人は人間である、とうたいます。日本の読者に、ウイグルを知ってほしい」との思いだ。

より多くの方に本書を手に取っていただければと思います。