『立憲主義について』書評が掲載されました

8月24日の公明新聞書評面に、佐藤幸治著『立憲主義について』の書評が掲載されています。評者は法哲学がご専門の同志社大学名誉教授・深田三徳先生です。

本書では、「立憲主義は長い歴史を通じて人類が学びとった深い叡智である」として、欧米諸国(とくに英米仏独4カ国)とわが国の憲法、立憲主義の成立過程と今日の姿について、それらを支えた哲学・思想とともに詳しく説明されている。そして70年近い歴史をもつ日本国憲法は、「人類の長い経験と叡智の蓄積の表象である立憲主義の展開の現代の到達点というべきもの」である。(中略)「憲法の本体・根幹を安易に揺るがすようなことはしないという賢慮が必要である」と記されている。安全保障関連法案の審議などとの関連で「立憲主義」や「法の支配」の危機が語られたり、(多数決原理を中心とする)民主主義と(公権力の制限を重視する)立憲主義の関係について議論されている現在、本書はぜひ読まれるべき文献の一つであるだろう。

評していただき、ありがとうございます。