朝日歌壇の短歌時評に『桜前線開架宣言』が紹介されています

朝日歌壇の短歌時評コーナーに、「短歌を愛するすべての人に薦めたい本が出た。」と山田航編著『桜前線開架宣言』が紹介されています。執筆は歌人の松村由利子さん。

1970年以降に生まれた歌人40人について懇切に解説したうえ、各56首を選んだ一冊だ。文章はきわめて明快で、躍動感に満ちている。歌歴や作風の紹介にとどまらず、作品の本質や作歌意識を鋭く切り取っていることには感服する。
例えば、松村正直の本質を「パンク・スピリット」だと看破した人がかつていただろうか。東大卒業後、就職せずに各地を移り住んだ彼の放浪者精神を石川啄木と重ねるあたり、大変興奮させられる。(略)

山田の新著は、自らのセンスで才能豊かな歌人を選んだところが魅力だ。小高[『現代短歌の鑑賞101』『現代の歌人140』編著者]が急逝して2年、アンソロジーを編む力のある歌人の登場が待ち望まれていた時期に、素晴らしい後継者が現れた。

松村さんはツイッターでも「「諸君、帽子をとりたまえ。天才だ!」--山田航『桜前線開架宣言』(左右社)を読み始めた私の気分は、まさにこれでした。短歌について優れた目利きにして読み巧者。」
https://twitter.com/yukoshka/status/688897562003148801)とご紹介くださっています。
ありがとうございます!