京都新聞1面コラム「凡語」にて『〆切本』が紹介されました。

京都新聞(2016年9月29日付)の「凡語」にて、『〆切本』が紹介されました。

文豪と呼ばれた夏目漱石や島崎藤村から現代の売れっ子作家まで、書き手は原稿の締め切りに追われる。「どうしても書けないんだ」「鉛筆を何本もけずってばかりいる」。言い訳はさまざまだ。
締め切りにまつわる作家90人の随筆や手紙、日記、対談から拾った「〆切本」が出版された。予定どおり原稿が欲しい編集者と、何かと言い逃れする作家の戦闘記とも読める。
(中略)
来週にも発表があるノーベル文学賞の有力候補とされる村上春樹さんは、原稿遅れ、悪筆、生意気を編集者泣かせの三大要素と呼ぶ。印刷所の迷惑を考え約束をたがえないのが信条だ。遅筆の代表は向田邦子さんだ。週刊誌用の原稿用紙で7枚ほどの原稿も2度か3度に分けて渡したそうだ。「背中を押してくれてありがとう」と感謝する作家ばかりなら編集者も楽なのだろうが。

ご紹介ありがとうございました!