『高校生と考える人生のすてきな大問題』、陣野俊史さん評

2017年4月20日付の日本経済新聞夕刊、目利きの選ぶ3冊コーナーで、『高校生と考える人生のすてきな大問題』を文芸評論家の陣野俊史さんにご紹介いただきました。
神奈川県にある桐光学園が面白いことをやっている。土曜日に「大学訪問授業」を行っているのだ。生徒たちは普段は大学で教えている先生の講義を聴く機会を得る。講義録が本になった。3冊目だという。
この企画の肝は、誰の講義を聴きに行くか、に尽きる。3冊目に登場する「教授」は、田原総一朗や竹宮惠子、加藤典洋、佐伯啓思といった、いわばお馴染みの著名人もさることながら、たとえば、詩人でドイツ思想研究者の細見和之や、小説家でフランス語圏文学研究者の小野正嗣が、高校生に話をしているのがいい。正直、10代で彼らの話を聞けていたら!と羨ましいかぎりだ。できれば若者との質疑応答をもう少し読みたかったかも。

評は★★★★です!
ありがとうございました。