東京新聞に『「生きよ」という声 鮎川信夫のモダニズム』の短評掲載

2017年7月23日の東京新聞読書面に、岡本勝人著『「生きよ」という声 鮎川信夫のモダニズム』の短評が掲載されました。

構造的な詩の言語の仕組みのなかに現代の悲歌や抒情的な都市の風景を描き出し、詩誌「荒地」の中心メンバーとして日本の戦後詩を切りひらいた鮎川信夫。戦後社会が変容するなかで鮎川を言語表現へと向かわせたものは何だったのか。欧米のモダニズム文化の影響や吉本隆明との五十年に及ぶ交流など、文学的感性の出自を解析しながら、その思想の核心に迫った評伝。

ご紹介、ありがとうございます。
戦後詩の詩人たちが亡くなり、ときは過ぎ去ってゆきますが、彼らが指摘し、詠ったことは、時代とともに流されていって良いことばかりではなかったのではないか、本書は、詩人で評論家の岡本勝人さんのそのような思いで書き上げられた1冊です。