孫崎享さんのソルニット『ウォークス』評が掲載されています
「週刊エコノミスト」2017年9月5日号の「読書日記」で、元外交官の孫崎享さんによる、レベッカ・ソルニット『ウォークス 歩くことの精神史』評が掲載されています。
私はジョギングを約45年続けてきた。過労か、足の親指の周辺に異常を来たし、今はジョギングを中断して皇居周辺を歩いている。急にウォーキングに関心が出たところで、レベッカ・ソルニット著『ウォークス』に出合った。著者は『ウトネ・リーダー』誌で「あなたの世界を変える25人の思索家」に選ばれたこともある作家だ。 ご紹介、ありがとうございます! ときに産業革命以来の労働の歴史を遡り、はたまた数百万年前の人類の進化史にわけいり、他方で来るべき都市のデザインを思い描く。速度と移動とにはとらわれない、本書の自由で大胆なそぞろ歩きを多くの方に楽しんでいただければと思います。 |