山崎まどかさんにソルニット『説教したがる男たち』を取り上げていただきました

「THE NIKKEI MAGAZINE STYLE Ai プレミアムクラブ」会員向けのメールマガジン「Ai MAIL MAGAZINE vol.146」(2018年10月12日配信)で、山崎まどかさんに、R・ソルニット『説教したがる男たち』を取り上げていただきました。

「この症状は、ほぼ全ての女性が日々経験する戦争でもある」とソルニットは語る。マンスプレイニングの向こうには発言が尊敬され、信頼されて、人間として社会に参加できる“男性のみに開かれた空間”が広がっている。ささやかに見える行き違いから見えてくるのは相変わらず男性と女性の間に横たわる溝だ。ソルニットは女性たちに対する抑圧、暴力、殺人、レイプについての衝撃的な統計を例にとりながら、女たちが言うことを聞いてもらえず、黙らされることでどんな不平等が生まれるのか明らかにしていく。「(女性たちが)生きのびるだけでこんなに大変でなかったら、どれほどの時間とエネルギーをほかの大事なことに使えるか、考えてみて欲しい」と言う一節が胸に突き刺さる。

「今週選んだ2冊」というコーナー、もう1冊は本谷有希子著『静かに、ねぇ、静かに』です。ありがとうございました!