図書新聞年末回顧号に取り上げられています

年末恒例の図書新聞の読書アンケート(2018年12月22日号)で、弊社の刊行書籍を取り上げていただいています。

フランス文学の中村隆之さんには、『もう一人の吾行くごとし秋の風 村次郎選詩集』(管啓次郎選)。
[ピエール・]パシェの作品とはまた別の仕方で、八戸生まれの詩人、村次郎の詩は読者に「詩の力」を届ける。選者はそれを、特定される何かからその特定をはずして一般化・単純化することだという。「海」という詩が素晴らしい。とはいえこの「北の声」に誘われ八戸を再訪したくなるのだから不思議だ。

詩人の小池昌代さんには『ウェイリー版源氏物語』(毬矢まりえ+森山恵姉妹訳)を。
新しいエンジンを備えた『源氏物語』。創造的手法で「論理」が導入され、流れの中に映像が浮かぶ。プルーストが出てくる訳注も楽しい。

そして文筆家の吉川浩満さんには、ソルニット『説教したがる男たち』(ハーン小路恭子訳)を、今年も多数出版された、非専門家向けのフェミニズム関連書の1冊としてあげていただきました。
ありがとうございました。