『そんなことよりキスだった』、岸本佐知子さんの書評が掲載されました

2019年3月24日の読売新聞読書面に、翻訳家の岸本佐知子さんによる佐藤文香『そんなことよりキスだった』の書評が掲載されています。
次々と現れては消える恋バナ千本ノック、恋バナわんこそば。あけすけで前のめりでひたすら可笑しい。でもなんでだろう、読むうちにだんだん心が透き通ってくる。それは時おり顔をのぞかせる、少し遠い視線のせいかもしれない。
(中略)
生きることは寂しく、瞬間はいとおしい。その同じ根っこから、俳人である作者の句も生まれてくるのかもしれない。〈流れ星 ピアニカが息を欲しがる〉。この本には、こんな美しい句が真珠のようにちりばめられている。
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