日本経済新聞夕刊「古稀の新人 湧き出る文学」

 6月5日付日本経済新聞夕刊の文化面に、「古稀の新人 湧き出る文学」と題して、多紀ヒカルさんを含めた「70代デビュー」が取り上げられています。

「年をとると自分の人生を書こうとする人が多い。でもそれではつまらない。人を面白がらせるものを書きたかった」
 元は化学品会社のビジネスマンで海外を飛び回った。退職後、小説を書こうと一念発起し、創作教室に通い始めた。奇抜な着想が、講師を務める「小説新潮」の元編集長、校條剛氏の目にとまった。

 と紹介していただいています。
 あわせて紹介されているのは、群像新人文学賞の藤崎和男さん、早稲田文学新人賞の黒田夏子さん。記事は、

 70代は活字に親しんだ世代で、戦後に数多く翻訳紹介された海外の現代文学に触れている。藤崎氏はフォークナーやオーウェルを、多紀氏はボルヘスやカフカを、黒田氏はプルーストやジュネなどを愛読してきたという。「豊富な人生経験」だけではなく、厚い読書体験が創作の源泉となっているようだ。


と結んでいます。70代のデビューといっても、作品はそれぞれ。ハチャメチャナンセンス料理小説集『神様のラーメン』をぜひ。