中沢孝夫さんに『NPOの経営は工夫次第』をご紹介いただきました

日経新聞の2013年2月20日付夕刊読書面で、中沢孝夫さんに川口善行『NPOの経営は工夫次第』をご紹介いただきました。

よりよく生きるために大切なのは、知らない場所に飛び込む勇気を持つことである、と教えてくれる本だ。
(中略)
本書はNPOの「資金不足、人手不足、世間の理解不足の三つががっちり絡み合っている」現実と、苦闘(と充実した楽しさ)の経過が描かれているが、評者の目には、そのまま中小企業の経営の日々と重なって見える。
問題の整理と課題(目標)の設定の仕方。そしてその解決方法。スタッフがよりよく働くための動機づけ。仕事との距離のおき方と人間関係。そして経営とは何か、といったビジネス上の普遍的なテーマが語られているのである。
NPOは基本的にボランタリーな精神によって支えられている。しかし近年ではそれが職業の一つであると理解されている。仕事の領域の広い中小企業といってもよいだろう。NPOの草分けともいえる著者による、「経営」の物語である。

本書には、NPOの世界に飛び込んだ著者ならではの視点から、それぞれの団体の目的や理念といった“理想”ばかりではなく、“現実”の難しさ、そしてそれを乗り越える実体験とヒントが記されています。中沢孝夫さんに評していただいたように、中小企業を経営したり、そこで働いている方にもぜひ手に取っていただければと思います。