琉球新報に『ジァンジァン狂宴』が紹介されました

4月29日の琉球新報の文芸欄に『ジァンジァン狂宴』が紹介されました。
小劇場の軌跡
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かつて那覇市国際通りの三越そばにジァンジァンという小劇場があった。本家の渋谷の劇場空間よりも出演者たちに好評だったその舞台に、高橋竹山、寺山修司、美輪明宏、粟国安彦、宮城能造、屋良文雄ら沖縄内外の演劇人、音楽家、タレントたちが1980年から93年の約14年間、毎日入れ替わり、舞台へ上がった。そうした公演形態を可能にしたのは、ひとえに劇場主・高嶋進の情熱だった。表に出ることを拒み続けてきた高嶋だが、このほど自伝的小説『ジァンジァン狂宴』を上梓した。主人公・了作の思いや出演者との交流エピソードは、著者のそれとほぼ重なるだろう。カウンター・カルチャーの力がさく裂し、本土と沖縄が激しくぶつかったあの空間が、時代の記憶とともによみがえる。
(以下略)

評者は本浜秀彦さんです。