岡田温司さんによる『漂うモダニズム』書評が掲載されました
2013年6月2日読売新聞に、西洋美術史家・岡田温司さんによる、槇文彦『漂うモダニズム』の書評が掲載されました。
京都の平安神宮の赤い大鳥居のすぐそばに、モダンで斬新、しかも繊細な気品をたたえた近代美術館がお目見えしたときの感動は今も忘れられない。見慣れた周りの景色にもよく溶け合っていた。当時イタリア美術を学び始めてまだ間もない学生だった私は何度も足しげく通ったものだ。モダニズム建築の「巨匠」、槇文彦の1986年の作品である。まさに、冒頭にふれられた京都国立近代美術館(http://www.momak.go.jp/)ほかのさまざまな作品から、その「強靭な意志」が感じ取れると思います。ご紹介ありがとうございました。 |