サンデー毎日にて『新宿歌舞伎町滅亡記』をご紹介いただきました

批評家の陣野俊史さんに『新宿歌舞伎町滅亡記』を評していただきました。
コマ劇場が40年以上に及ぶ長い歴史に幕をおろし、閉館したのが2008年大晦日。もう5年近くの時間が経過したのか、と感慨深いが、現在は高層ビル建設途中である。
(中略)
物語に登場しては消えていく人々。彼らの消息を著者は、噂で耳にするだけだ。どれが本当かわからない。印象的なやりとりならページを捲れば随所にある。「刹那的な自虐に走る行動を取るなら、この街では生きていけない」。何気ない言葉だが、胸に刺さる。
時代の証言、といえば大げさすぎる。証言者よりも街の内側に入り込んだ著者の撮る写真は、街に魅せられた者の視点で出来ている。
「生と性のカオスから見える景色」と題されたこちらの書評はサンデー毎日6月23日号で読むことができます。