「ふらんす」に
 
 白水社の月刊冊子「ふらんす」に『砂漠論』の書評が載りました。評者は笠間直穂子さん。
 読むことをテーマに書評されており、「ナポコフの『ロリータ』を論じるにあたり、著者は作家から作家へと、小説の言葉にまつわる発見が伝わってゆく現場を追う。フローベールを読むプルーストを読むナボコフ……。そうして距離を重ねることで、読者はひとつの新鮮な解釈に触れる。読書という「回路」の実現を、肌で確認するのだ」と結んでいます。
 そう、読むことへの熱情。工藤先生は「読書はひとつの友情である」という吉田城さんのことばを紹介していますが、『砂漠論』は読書論として読むことができるのだなと教えられました。
 
2008年8月21日木曜日