長谷川健郎写真集『奇妙な凪の日』文・斎藤環
デザイン・戸田ツトム
定価:本体2200円+税 
 
「豊饒なる貧困。饒舌なる無音。静謐にして不穏。ライブなのに懐かしい」(斎藤環)
 
盲導犬の「老犬ホーム」、青刈りされるイネ、青いザリガニ、プラスチックの墓群、コバルトブルーの水に沈む原子炉炉心、閉じ込められるフラミンゴたち、天然記念物ニホンカモシカの頭蓋骨が眠る倉庫……。
決して見たことのない、しかし確かに見たことのある……現代ニッポンの驚くべき「風景写真集」
 
長谷川健郎(はせがわけんろう) 1950年、福岡県生まれ。九州大学芸術学部写真学科卒業。おもに自然破壊や環境問題などのフォト・ルポルタージュに力を注ぐ。2002年、講談社出版文化賞第33回写真賞を受賞。現在「風の旅人」で連載中。
斎藤環(さいとうたまき) 1961年、岩手県生まれ。医学博士。爽風会佐々木病院診療部長。サブカルチャー全般を愛好。
 
 
 
写真説明[上から]
山となったワイン空きビン
いつのまにかワイン好きが増えた。色付きビンは同色のビンのみが再生可能。また、色の濃度もさまざまにあるため、リサイクルの需要が少ない。緑色のビンに入ったワインが消費されるたびに高く…。埼玉県のビン回収業者。
青いザリガニ
室内で原色のペットを追い求めるカラーペットブーム。オーストラリアから本来の生息環境と異なる日本に輸入されたザリガニ「ブルーマロン」。
 
 
 
売られたフラミンゴ
2003年閉鎖になった行川アイランドのフラミンゴは、福島県のサファリーパークに売られた。
おもな書評
私たちの国は、もしくは時代は、ここまでやってきたのである。……写真家が一枚一枚の写真に込めたメッセージは深く、滅亡という最終局面を黙示している。 立松和平 朝日新聞2006年10月8日
ふだんのニュースに見聞きしているはずなのに、あらためて見てみると、その光景は、見る者に大きな衝撃を与える。 竹内薫 日本経済新聞2006年10月11日
ページを繰りながら草間彌生を撮ったもの? と思ったら、ルワー・ワームのゴミだった(念のため、草間作品をゴミと言っている訳ではありません)。……生理を直接抉るような蠢くモノモノの写真に、皮膚が粟立つ。 温水ゆかり「FIGAROjapan」12月20号
ほか読売新聞、週刊朝日、週刊現代、日経マガジン、アサヒカメラ、FRIDAY、日刊ゲンダイなどで取り上げられました。
 
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長谷川健郎写真集『奇妙な凪の日』文・斎藤環
デザイン・戸田ツトム
定価:本体2200円+税 
 
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左右社
豊饒なる貧困。饒舌なる無音……斎藤環
 
盲導犬の「老犬ホーム」、青刈りされるイネ、青いザリガニ、プラスチックの墓群、天然記念物ニホンカモシカの頭蓋骨が眠る倉庫……。決して見たことのない、しかし確かに見たことのある……現代ニッポンの驚くべき「風景写真集」
 
長谷川健郎(はせがわけんろう) 1950年、福岡県生まれ。九州大学芸術学部写真学科卒業。おもに自然破壊や環境問題などのフォト・ルポルタージュに力を注ぐ。2002年、講談社出版文化賞第33回写真賞を受賞。現在「風の旅人」で連載中。
斎藤環(さいとうたまき) 1961年、岩手県生まれ。医学博士。爽風会佐々木病院診療部長。著書多数。