『道化師の性 性・エロス・表現者たち』好評発売中です

誰もが性に悩んでた。誰もがこの難問に取り組んだ。人間にとって、表現者にとって〈セックス〉とはいったいなにか。伝説の小劇場ジァンジァンの劇場主が赤裸々に、そして真摯に思索する。好評シリーズ、第7弾。

死が人生最後の難問ならば、死の手前の大問題は〈セックス〉にある。
表現者にとって、いや、すべての人間にとって性とは何か。
晩年、未完の大著「性の歴史」3部作を世に問うたミシェル・フーコー。
「ヰタ・セクスアリス」「青年」で、文学の更新をはかった森鷗外。
共同幻想、対幻想によって個人から国家に至るまでの構造を説いた吉本隆明。
古今の知の探求者を道しるべに、あらためて、少年時代以来の難問と格闘する。

抉り出される欺瞞と隠蔽。
「ジァンジァン3部作」に続く、ジァンジァン劇場主・高嶋進の渾身の書、第7弾。


『道化師の性 性・エロス・表現者たち』
定価:本体1800円+税
四六判並製/216ページ
2017年11月30日 第一刷発行