シカゴに生まれ、ロサンゼルスで育つ。1950年代後半にシュイナード芸術学校(現カリフォルニア芸術大学)で学び、初期は抽象表現主義的な作品を制作。その後、多角形を描き出したシェイプト・カンヴァスの作品や、木、ガラス、金属を用いてそれらを立体化させた作品を制作し、1960年代はじめには、真空めっきを施したガラスの立方体のシリーズに移行する。その後は、大きなガラス板を直角に連結したインスタレーションや、紙に真空めっきを施した「蒸気ドローイング」、家具も手がける。東海岸で勃興したミニマリズムから派生し、ロサンゼルスを中心とする、西海岸において光と空間を重視したライト&スペース・アートの作家のひとりにかぞえられる。現在はニューメキシコ州のタオスを拠点に活動。