会社概要
- 社名
- 株式会社左右社[さゆうしゃ]
- 設立
- 2005年設立
- 代表
- 小柳学
- 所在地
- 東京都渋谷区千駄ヶ谷3丁目55-12ヴィラパルテノンB1(〒151-0051)
- 最寄り駅
- 原宿駅/北参道駅
代表の挨拶
本は心を支えるものです。逆境にある人、悲しみに沈んでいる人、不安で眠れない人の心を、本は支える。悲しい物語を読んで、読者は自分の心が動くことを感じます。そしてなぜか奮い立ちます。ふつうの喜びが「100」だとすれば、悲しみを乗り越えた喜びは、その二乗、100×100=10000となるからです。人生の醍醐味はここにあります。私たちの仕事は、本という商品を通じて、そうした人生にかかわることだと思っています。
2022年7月 左右社代表 小柳学
左右社社名の由来 石川九楊
左は、手に工をもった形。
工とは、僧や巫女が手にする呪具。
右は、手に口(さい)をもった形。
口(さい)とは、祝祷を収める器。
左、右とも祈りの文字である。
その左と右の字が重ねられて「尋」という字が生れた。
近くに、遠くに、神の真意を尋ねるからである。
「祈り」から派生して、左、右とも「たすける」の意味がある。
また、二つの手を並べて、「友」の字は生れた。
友とともにあり、つねに人間と社会の本意を尋ね求める出版活動を願って、左右社と命名した。
あゆみ
2005
- 有限会社左右社設立
- 東京都港区南青山の戸田ツトム氏の事務所を間借り
2006
- 渋谷区渋谷に移転
2007
- 初の刊行物『graphic/design』第1号刊行
2008
- 工藤庸子『砂漠論』
2009
- 放送大学叢書
- 『茶の湯といけばなの歴史』『動物の生存戦略』
『音楽家はいかに心を描いたか』3冊を同時創刊。
管啓次郎『本は読めないものだから心配するな』。
内藤礼/中村鐡太郎『内藤礼〈母型〉』
2010
- 『大澤真幸THINKING「O」』第1号刊行。
- 柏倉康夫『評伝梶井基次郎』
2011
- 古川日出男/宮澤賢治『春の先の春へ』
2012
- 西部邁『西部邁の経済思想入門』
2013
- 槇文彦『漂うモダニズム』
2014
- 片岡義男・鴻巣友季子『翻訳問答』、
ティム・インゴルド『ラインズ』、
臼田捷治『工作舎物語』、
大西巨人『日本人論争 大西巨人回想』
2015
- 株式会社左右社に組織変更。渋谷区渋谷に移転。
- 大森晋輔『ピエール・クロソウスキー』が渋沢・クローデル賞受賞。
- 『横尾忠則展 カット&ペースト』よりカタログ制作を開始。
- 濱口竜介・野原位・高橋知由『カメラの前で演じること』、
山田航 編著『桜前線開架宣言 Born after 1970 現代短歌日本代表』。
2016
- 『〆切本』が話題となり刷部数3万部を越える。
- レベッカ・ソルニット『説教したがる男たち』。
2017
- レベッカ・ソルニット『ウォークス』、松田行正『RED』、
佐藤文香編著『天の川銀河発電所 Born after 1968 現代俳句ガイドブック』
2018
- 第14回出版梓会新聞社学芸文化賞受賞。
- A・ウェイリー版『源氏物語 A・ウェイリー版』全4巻完結。
2019
- 樫永真佐夫『殴り合いの文化史』、
富永京子『みんなの「わがまま」入門』、
栗下直也『人生で大切なことは泥酔に学んだ』、
『長谷川逸子の思考』全4巻、
新井リオ『英語日記BOY』
2020
- 『仕事本』、
金井真紀著・道法正徳監修『マル農の人』、
坂口恭平『Pastel』
2021
- 渋谷区千駄ヶ谷に移転。
- 天真みちる『こう見えて元タカラジェンヌです』、
工藤玲音『水中で口笛』、知的風ハット『サメ映画大全』、
和田靜香『時給はいつも最低賃金、これって私のせいですか?
国会議員に聞いてみた。』、
町田康・寺門孝之『東山道エンジェル紀行』、
ユリア・エブナー『ゴーイング・ダーク 12の過激主義組織潜入ルポ』
2022
- アリソン・ウッド『わたしが先生の「ロリータ」だったころ』、
今井真実『いい日だった、と眠れるように 私のための私のごはん』、
『ウクライナ戦争日記』、松田行正『戦争とデザイン』